特許
J-GLOBAL ID:201103025137308009

熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材および該フィン材を用いた熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-256127
公開番号(公開出願番号):特開2011-099154
出願日: 2009年11月09日
公開日(公表日): 2011年05月19日
要約:
【課題】本発明は、チューブ材に対して良好な接合性でろう付けすることができ、優れた自己耐食性および高い熱伝導性が得られ、優れた犠牲陽極効果を発揮するアルミニウム合金ブレージングフィン材および該フィン材を用いた熱交換器の提供を目的とする。【解決手段】本発明のアルミニウム合金ブレージングフィン材1は、芯材2と、その両面に貼り合わされたろう材3、3とを有し、芯材2は、Mn:1.2〜1.8質量%、Zn:0.10〜3.0質量%、Fe:0.20質量%を含有し、残部がAlと不可避不純物のアルミニウム合金により構成され、ろう付処理後におけるAl-Mn-Si系金属間化合物の数密度が1×104個/mm2以上とされ、ろう材3はSi:6.8〜11.0質量%、Fe:0.20質量%以下を含有し、残部がAlのアルミニウム合金により構成され、フィン材1自体のろう付け前の導電率が45%IACS以下とされている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
芯材と、該芯材の両面に貼り合わされたろう材とを有し、 熱交換器用のチューブ材に組み付けられた状態でろう付処理されることにより、前記ろう材によって前記チューブ材に接合される熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材であって、 前記芯材は、Mn:1.2〜1.8質量%、Zn:0.10〜3.0質量%、Fe:0.20質量%以下を含有し、残部がAlと不可避不純物からなるアルミニウム合金によって構成され、且つ、ろう付処理後におけるAl-Mn-Si系金属間化合物の数密度が1×104個/mm2以上であり、 前記ろう材は、Si:6.8〜11.0質量%、Fe:0.20質量%以下を含有し、 残部がAlと不可避不純物からなるアルミニウム合金によって構成されており、 前記ブレージングフィン材自体のろう付け前の導電率が45%IACS以下であることを特徴とする熱交換器用アルミニウム合金ブレージングフィン材。
IPC (5件):
C22C 21/00 ,  B23K 35/28 ,  C22F 1/04 ,  B23K 35/22 ,  F28F 21/08
FI (8件):
C22C21/00 E ,  B23K35/28 310B ,  C22C21/00 D ,  C22C21/00 J ,  C22C21/00 K ,  C22F1/04 Z ,  B23K35/22 310E ,  F28F21/08 B
引用特許:
審査官引用 (18件)
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