特許
J-GLOBAL ID:201103057509512170

加圧流動焼却炉の運転方法及び加圧流動焼却炉設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人山田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-296791
公開番号(公開出願番号):特開2011-137576
出願日: 2009年12月28日
公開日(公表日): 2011年07月14日
要約:
【課題】サージングの発生を適切に防止すると共に、サージングの発生を防止するためのオペレータの常時監視を不要にする。【解決手段】コンプレッサ2bの入口側圧力と出口側圧力とから圧力比を算出し、且つコンプレッサ2bから供給される燃焼用空気の流量から合計空気量を算出し、 過給機2のコンプレッサ2bにサージングが発生する条件を示すサージング領域に対し、安全率を介して決定されるサージング安全ラインを予め準備し、 実測された圧力比に対する実測された合計空気量をコンプレッサ動作点として決定し、実測された圧力比に対するサージング安全ライン上の合計空気量を比較用動作点として算出し、 コンプレッサ動作点から比較用動作点を減算して減算値を求め、減算値が基準値を下回った場合には排ガスバイパス弁31及び/又は加圧空気弁28を開放制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
流動床を有する加圧流動焼却炉と、該加圧流動焼却炉で生じた排ガスが有するエネルギーにより燃焼用空気を圧送する過給機と、該過給機のコンプレッサから前記加圧流動焼却炉以外の供給先へ供給される燃焼用空気の流量を調整する加圧空気弁と、前記過給機のタービンを迂回してタービンの上流側から下流側へ排ガスを流すバイパス流路と、該バイパス流路に設置されて排ガスの流量を調整する排ガスバイパス弁とを備える加圧流動焼却炉の運転方法であって、 前記過給機のコンプレッサの入口側圧力と、過給機のコンプレッサの出口側圧力とから圧力比を算出し、且つ前記過給機のコンプレッサから前記加圧流動焼却炉へ供給される燃焼用空気の流量と、過給機のコンプレッサから前記加圧流動焼却炉以外の供給先へ供給される燃焼用空気の流量とから、もしくは前記過給機のコンプレッサ出口空気流量から合計空気量を算出し、 前記過給機のコンプレッサにサージングが発生する条件を前記圧力比と前記合計空気量との関係で示すサージング領域に対し、安全率を介して決定されるサージング安全ラインを予め準備し、 実測された前記入口側圧力と実測された前記出口側圧力から算出する実測された圧力比に対する実測された合計空気量をコンプレッサ動作点として決定し、前記実測された圧力比に対するサージング安全ライン上の合計空気量を比較用動作点として算出し、 前記コンプレッサ動作点から比較用動作点を減算して減算値を求め、該減算値が基準値を下回った場合には排ガスバイパス弁及び/又は加圧空気弁を開放制御することを特徴とする加圧流動焼却炉の運転方法。
IPC (5件):
F23C 10/16 ,  F23G 5/30 ,  F04D 27/02 ,  F01D 15/08 ,  F02C 3/26
FI (5件):
F23C10/16 ,  F23G5/30 Z ,  F04D27/02 A ,  F01D15/08 C ,  F02C3/26
Fターム (12件):
3H021BA25 ,  3H021CA01 ,  3H021CA03 ,  3H021DA08 ,  3H021EA05 ,  3H021EA07 ,  3K064AB03 ,  3K064AC07 ,  3K064AC13 ,  3K064AD08 ,  3K064AE01 ,  3K064BA24
引用特許:
出願人引用 (9件)
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