特許
J-GLOBAL ID:201103094266705822

肥大船

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小林 久夫 ,  安島 清 ,  高梨 範夫 ,  村田 健誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-046477
公開番号(公開出願番号):特開2011-178334
出願日: 2010年03月03日
公開日(公表日): 2011年09月15日
要約:
【課題】軽荷状態で波浪中を航行する際にも波浪による抵抗を低減することが可能な肥大船を得る。【解決手段】船首部2の船底部は略V字状となっており、船首部2の側面部には凸部7が形成されている。DWL’におけるウォーターラインにおいて、船体中心線上における船体前端の点と、船首端2aから水平距離(0.02×Lpp)後方位置の垂直面とウォーターラインとの交点と、を結んだ直線は、船体中心線から計った角度γが0°<γ<55°となっている。また、船首端2aから水平距離(0.0125×Lpp〜0.05×Lpp)後方となる範囲におけるフレームラインにおいて、凸部7は、BWL”とDWLとの間に、BWL”における半幅bbwl”及びDWLにおける半幅bdwlよりも半幅が大きくなる箇所がある。【選択図】図6
請求項(抜粋):
Cb=∇/(Lpp×B×d)が0.8以上の肥大船であって、 船首部の船底部は略V字状となっており、 該船首部の側面部には凸部が形成され、 最大喫水線DWLから所定の高さだけ高い位置をDWL’(DWL+V2 /2g)、最小喫水線BWLから所定の高さだけ高い位置をBWL’(BWL+V2 /4g)、該BWL’に波浪による水面上昇を考慮した高さ3mを付加した高さをBWL”とした場合、 前記DWL’におけるウォーターラインにおいて、 船体中心線上における船体前端の点(E)と、船首端から水平距離C(0.02×Lpp)後方位置の垂直面(B-B)と前記ウォーターラインとの交点(D)と、を結んだ直線(a)は、船体中心線から計った角度γが0°<γ<55°となり、 船首端から水平距離Z(0.0125×Lpp〜0.05×Lpp)後方となる範囲におけるフレームラインにおいて、 前記凸部は、前記BWL”と前記DWLとの間に、前記BWL”における半幅及び前記DWLにおける半幅よりも当該凸部の半幅が大きくなる箇所があることを特徴とする肥大船。 FP:Fore Perpendicularの略で、最大喫水線DWLと交わる船首先端位置(垂直線) Lpp:FP位置から舵軸中心位置(AP)までを水平距離で計った肥大船の長さ d:肥大船の最大喫水線DWL下の深さ B:肥大船の全幅 ∇:dに対応する型排水容積 V:船速 g:重力加速度
IPC (2件):
B63B 1/40 ,  B63B 1/06
FI (2件):
B63B1/40 Z ,  B63B1/06 Z
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 肥大船
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-152191   出願人:日本鋼管株式会社
  • 肥大船
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-032327   出願人:ユニバーサル造船株式会社
  • バルブ付き船首部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-246977   出願人:三菱重工業株式会社
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • HYDRODYNAMICS IN SHIP DESIGN, 1957, 第2巻, 第250頁

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