特許
J-GLOBAL ID:201103094793197320

エンジン始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-034487
公開番号(公開出願番号):特開2011-144797
出願日: 2010年02月19日
公開日(公表日): 2011年07月28日
要約:
【課題】エンジンが停止する過程の減速期間中にピニオンギヤ6をリングギヤ25に噛み合わせてエンジンを再始動させることが出来、且つ、ピニオンギヤ6とリングギヤ25との噛み合い時に発生する衝撃を低減できるエンジン始動装置を提供する。【解決手段】スタータ1は、ピニオンギヤ6を押し出す機能を有するピニオン押出用ソレノイド8と、モータ回路のメイン接点を開閉するモータ通電用スイッチ10とを有し、アイドルストップが実施された時に、エンジンが停止する過程の減速期間中に再始動条件が成立すると、ECUの制御により、ピニオン押出用ソレノイド8への作動タイミングから所定の遅延時間(例えば40ms)を経過した時点でモータ通電用スイッチ10に通電される。この場合、ピニオンギヤ6がリングギヤ25に噛み合うまでは、モータ3が回転することはないので、両ギヤ6、25の噛み合い時に生じる衝撃力及び噛み合い音を低減できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
バッテリよりモータ回路を通じて電力の供給を受けるモータと、 このモータに発生する回転力が伝達されて回転する出力軸と、 前記モータの回転力をエンジンのリングギヤに伝達するためのピニオンギヤを有し、このピニオンギヤと一体に前記出力軸の外周上を軸方向に移動可能に設けられたピニオン移動体と、 このピニオン移動体を前記リングギヤ側へ押し出すピニオン押出手段と、 前記モータ回路に設けられるメイン接点を開閉するメイン接点開閉手段と、 前記エンジンが停止する過程の減速期間中に前記エンジンを再始動させる時に、前記ピニオン押出手段及び前記メイン接点開閉手段の作動を制御する制御手段とを備えるエンジン始動装置であって、 前記エンジンを再始動させる際に、前記ピニオン押出手段を作動させる第1の作動タイミングに対し、前記メイン接点開閉手段を作動させる第2の作動タイミングを電気的あるいは機械的に遅らせるために遅延時間を設定するタイミング遅延手段を有し、 このタイミング遅延手段は、前記ピニオン押出手段により前記ピニオン移動体が押し出されて、前記ピニオンギヤが静止位置から前記リングギヤとの噛み合い可能な位置まで前進して前記リングギヤに噛み合った後、前記メイン接点開閉手段が前記メイン接点を閉じて前記モータに通電される様に前記遅延時間を設定することを特徴とするエンジン始動装置。
IPC (5件):
F02N 11/08 ,  F02N 11/00 ,  F02N 15/06 ,  F02N 15/00 ,  F02N 15/02
FI (9件):
F02N11/08 W ,  F02N11/08 L ,  F02N11/00 R ,  F02N15/06 C ,  F02N15/00 E ,  F02N11/08 K ,  F02N11/08 X ,  F02N11/00 F ,  F02N15/02 N
引用特許:
審査官引用 (8件)
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