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J-GLOBAL ID：201202249762819525   整理番号：12A1428598

「月惑星探査の来たる10年:第二段階のまとめ」その場年代計測装置による月惑星年代学探査

著者 (30件)： 長勇一郎 (東大) ,  諸田智克 (名古屋大) ,  三浦弥生 (東大 地震研) ,  亀田真吾 (立教大 理) ,  吉岡和夫 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  岡崎隆司 (九大) ,  並木則行 (千葉工大 PERC) ,  荒井朋子 (千葉工大 PERC) ,  小林正規 (千葉工大 PERC) ,  石橋高 (千葉工大 PERC) ,  大野宗祐 (千葉工大 PERC) ,  千秋博紀 (千葉工大 PERC) ,  和田浩二 (千葉工大 PERC) ,  橘省吾 (北大) ,  渡邊誠一郎 (名古屋大) ,  古本宗充 (名古屋大) ,  本田親寿 (会津大 先端情報科学研究セ) ,  杉原孝充 (海洋研究開発機構 地球深部探査セ) ,  石原吉明 (環境研) ,  大竹真紀子 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  小林直樹 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  唐牛譲 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  武田弘 (千葉工大) ,  寺田健太郎 (大阪大 大学院理学研究科) ,  鎌田俊一 (東大) ,  佐伯和人 (大阪大 大学院理学研究科) ,  小林進悟 (放医研) ,  國井康晴 (中央大 理工) ,  大槻真嗣 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  杉田精司 (東大)
資料名： 日本惑星科学会誌 遊・星・人  (Planetary People)
巻： 21  号： 3  ページ： 267-275  発行年： 2012年09月25日 
JST資料番号： L2588A  ISSN： 0918-273X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 月面クレータ記録とアポロ試料の年代測定結果との対応付けによって,クレータ年代学という絶対年代計測の手段が獲得され,我々は太陽系内側部における天体衝突史や月惑星表面上で生起したさまざまな現象を時間軸の目盛り入りで理解するに至っている。しかし太陽系の年代学には未だ大きな不確定性があり,後期重爆撃期や巨大惑星大移動の有無,火星絶対年代スケールの獲得などが重要問題として残されている。将来の月惑星着陸探査によってこれらを解決し,太陽系進化の描像をより具体的に得ることは今後の重要な科学目標である。我々は,今後10年の惑星探査に不可欠な手段と考えられる「その場年代計測装置」の開発と,それを月探査に応用したミッション提案を行ってきた。本稿では着陸探査による年代計測の科学的重要性,装置開発の進捗状況と現状の問題点,及びミッション提案の概要について説明する。(著者抄録)

シソーラス用語： 惑星探査 ,  *カリウム-アルゴン法年代測定 ,  *クレータ ,  *月

分類 (2件)： 惑星  (DB04020E) ,  年代測定  (DD01050W)

引用文献 (14件)：

• NEUKUM, G. hablilitation thesis, Ludwig-Maximilians-Univ. 1983
• TERA, F. Earth Planet. Sci. Lett. 1974, 22, 1
• GOMES, R. Nature. 2005, 435, 466
• DURDA, D. D. Icarus. 1998, 135, 431
• IVANOV, B. A. Space Sci. Rev. 2001, 96, 87

タイトルに関連する用語 (8件)： 月 ,  惑星探査 ,  段階 ,  年代 ,  計測装置 ,  惑星 ,  年代学 ,  探査