特許
J-GLOBAL ID:201203073125486302

耐薬品性に優れたステンレスクラッド鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 茂 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-009414
公開番号(公開出願番号):特開2012-149309
出願日: 2011年01月20日
公開日(公表日): 2012年08月09日
要約:
【課題】耐薬品性に優れたステンレスクラッド鋼を提供する。【解決手段】合わせ材であるステンレス鋼の孔食指数PIは18.0以上、不動態皮膜部におけるCr濃度(at%)/Fe濃度(at%)と母相のCr濃度(at%)/Fe濃度(at%)の比は1.2以上、表面の硫化物系介在物個数は2.5×105個/mm2以下である。JIS B 0601-2001に準拠して測定され、式(1)(2)で算出される粗さRzJISの平均粗さ指標は1.0μm以下、平均粗さの異方性指標は±0.1μm以下である。平均粗さ指標R =(RL +2×RD + RC)/4 --- (1)平均粗さの異方性指標ΔR =(RL-2×RD+RC)/2 --- (2)なお、R:平均粗さ指標、RL:圧延方向(L)の粗さRzJIS、RD:圧延45度方向(D)の粗さRzJIS、RC:垂直方向(C)の粗さRzJIS、ΔR:平均粗さの異方性指標を示す。【選択図】なし
請求項(抜粋):
孔食指数PIが18.0以上であるステンレス鋼を合わせ材とするステンレスクラッド鋼であって、 前記ステンレスクラッド鋼の表面に形成される不動態皮膜部におけるCr濃度(at%)/Fe濃度(at%)と母相のCr濃度(at%)/Fe濃度(at%)の比が1.2以上であり、 かつ、前記ステンレスクラッド鋼表面の硫化物系介在物の個数が2.5×105 個/mm2以下であり、 さらに、前記ステンレスクラッド鋼表面の、JIS B 0601-2001に準拠して測定され、下記式(1)(2)で算出される粗さRzJISの平均粗さ指標(R)が1.0μm以下、平均粗さの異方性指標(ΔR)が±0.1μm以下であることを特徴とする耐薬品性に優れたステンレスクラッド鋼。 ただし、孔食指数PIとは、Cr(質量%)+3Mo(質量%)+16N(質量%)で示される指数である。 平均粗さ指標R =(RL +2×RD + RC)/4 --- (1) 平均粗さの異方性指標ΔR =(RL-2×RD+RC)/2 --- (2) なお、R:平均粗さ指標、RL:圧延方向(L)の粗さRzJIS、RD:圧延45度方向(D)の粗さRzJIS、RC:垂直方向(C)の粗さRzJIS、ΔR:平均粗さの異方性指標を示す。
IPC (2件):
C23C 22/50 ,  B32B 15/01
FI (2件):
C23C22/50 ,  B32B15/01 A
Fターム (13件):
4F100AB03A ,  4F100AB04B ,  4F100AB04K ,  4F100BA02 ,  4F100BA44B ,  4F100DD07B ,  4F100EJ12B ,  4F100JB07 ,  4K026AA04 ,  4K026BA01 ,  4K026BB05 ,  4K026CA32 ,  4K026DA06
引用特許:
出願人引用 (16件)
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