特許
J-GLOBAL ID:201203091242890759

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-228146
公開番号(公開出願番号):特開2012-081817
出願日: 2010年10月08日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】強度・耐久性と高精度・低コスト化という課題を解決して軸受の長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】ハブ輪4が炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼で形成され、アウター側のシールのシールランド部となる車輪取付フランジ6の基部6bが円弧部を有する断面に形成されると共に、外周に高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に所定の硬化層10が形成され、車輪取付フランジ6の基部6bにおけるフランジ側面11の有効硬化層深さをb1、基部6bの円弧部の有効硬化層深さをb2、基部6bの軸部の有効硬化層深さをb3、ハブ輪4の内側転走面4aの有効硬化層深さをb4とした時、b1<b2≦b3≦b4の関係になるように設定されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
外周にナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、 一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面の一方に対向する内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に嵌合され、外周に前記複列の外側転走面の他方に対向する内側転走面が形成された内輪または等速自在継手の外側継手部材からなる内方部材と、 この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、 前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備えた車輪用軸受装置において、 前記ハブ輪が炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼で形成され、前記シールのうち、アウター側のシールのシールランド部となる前記車輪取付フランジの基部が円弧部を有する断面に形成されると共に、 外周に高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に所定の硬化層が形成され、前記車輪取付フランジの基部におけるフランジ側面の有効硬化層深さをb1、前記基部の円弧部の有効硬化層深さをb2、前記基部の軸部の有効硬化層深さをb3、前記ハブ輪の内側転走面の有効硬化層深さをb4とした時、b1<b2≦b3≦b4の関係になるように設定されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (4件):
B60B 27/00 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/64
FI (4件):
B60B27/00 K ,  B60B35/18 A ,  F16C19/18 ,  F16C33/64
Fターム (19件):
3J701AA03 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA53 ,  3J701BA55 ,  3J701BA69 ,  3J701DA03 ,  3J701EA02 ,  3J701EA10 ,  3J701FA31 ,  3J701FA44 ,  3J701GA03 ,  3J701XB03 ,  3J701XB34 ,  3J701XE03 ,  3J701XE19 ,  3J701XE30
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る