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J-GLOBAL ID:201302201747234493   整理番号:13A0355695

食品・農産物の表示の信頼性確保と機能性解析のための基盤技術の開発 第5章 機能性成分の生体内吸収評価 1 プロアントシアニジン等の体内吸収性と血液循環障害改善作用等の評価

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資料名:
号: 493  ページ: 209-219  発行年: 2013年01月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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穀類と亜熱帯原産の果実類を中心に農作物や食品に含まれるプロアントシアニジンの量,構成単位ならびに平均重合度を測定した。(エピ)カテキンを構成単位とするプロシアニジンを含み平均重合度が10以下であるスターフルーツおよび黒大豆種皮から調製したプロアントシアニジン含有物をラットに経口投与すると,血漿中にプロシアニジンの単量体~5量体が検出された。黒大豆種皮抽出物をラットに経口投与した場合では,投与1時間後にプロシアニジン(2量体~4量体)の血漿での濃度が最大となり,その後徐々に減少したが,24時間後においても一部の2量体を除きプロシアニジンが血漿中に存在することが判明した。SHRに黒大豆種皮プロアントシアニジン含有物を単回経口投与した場合,投与1時間後から血圧降下が始まり,その作用は投与24時間後まで継続した。血圧降下作用には投与量依存性が一定用量まで認められたが,高用量では血圧降下作用が抑制される傾向が認められた。一方,反復投与試験では,血圧降下作用を示さなかったことから,黒大豆種皮抽出物の作用は短時間で発現し,消失すると考えられた。反復投与後の血漿の抗酸化力,酸化ストレス度及び一酸化窒素濃度には,抽出物投与による変化は認められなかったが,動脈硬化指数ではコントロール群より有意に低い群が存在した。体内吸収されない高重合度のプロアントシアニジンも低重合度プロアントシアニジンと同様に,マルトースを負荷したラットの血糖値の上昇を抑制する作用が確認された。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  穀類とその製品一般  ,  果樹 
引用文献 (5件):

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