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J-GLOBAL ID:201302293855748608   整理番号:13A0243989

10種類の将来性のあるナツメ(Ziziphus jujuba Mill.)選択株のテクスチャー特性,抗酸化活性,糖,有機酸,およびフェノールプロファイル

Textural Characteristic, Antioxidant Activity, Sugar, Organic Acid, and Phenolic Profiles of 10 Promising Jujube (Ziziphus jujuba Mill.) Selections
著者 (6件):
資料名:
巻: 77  号: 10/12  ページ: C1218-C1225  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一般的ナツメの(チュウゴク)ナツメ(Ziziphus jujuba Mill.)およびインドナツメ(Ziziphus mauritiana Lam.)が2種類の固有ナツメである。ナツメの木は広くヨーロッパからインド,中東を含めて中国まで広く栽培されている。中国は世界最大の生産国で,世界の総生産の90%を占めている。ナツメの種子は鎮痛効果で有名であり,花は高品質な蜂蜜の原料であり,葉は茶の原料であり,果実は蛋白質,炭水化物,脂質,無機質およびビタミンが豊富な果物である。ここでは,10種類の将来性のあるナツメ(Z. jujuba Mill.)選択株の食品テクスチャー特性(硬さ),抗酸化活性,糖,有機酸,およびフェノールプロファイルについて検討した。実験の結果,Folin-Ciocalteu法で測定した総フェノール(TP)含量は100g新鮮重あたり275.6~541.8mg没食子酸当量(mgGAE/100gFW)であった。ナツメ果実中には4種類の糖類(ラムノース,フルクトース,スクロースおよびグルコース),3種類の有機酸(リンゴ酸およびコハク酸),11種類のフェノール化合物(没食子酸,プロトカテク酸,桂皮酸,クロロゲン酸,コーヒー酸,フェルラ酸,エラグ酸,カテキン,エピカテキン,ルチンおよびクエルセチン)を同定し,HPLCで定量した。種々の実験の結果,アスコルビン酸およびプロアントシニア人含量は硬さと相関しており,抗酸化活性はTP含量と相関していた。10種類のナツメ栽培品種の中でZiziphus jujuba CV.Quingjianmuzaoは高濃度の総可溶性固形分,総糖類,フルクトースおよびグルコースが含有しているので,直接摂取に適していたが,Ziziphus jujuba cv. Jiaxianmuzaoは天然抗酸化剤の重要な食物給源であった。
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分類 (3件):
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果実とその加工品  ,  食品の分析  ,  食品添加剤 
物質索引 (17件):
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