特許
J-GLOBAL ID:201303044499317781

駐車ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-210643
公開番号(公開出願番号):特開2013-071521
出願日: 2011年09月27日
公開日(公表日): 2013年04月22日
要約:
【課題】ブレーキ失陥などの異常時にEPBを作動させることにより、的確に所望の制動力が発生させられるようにする。【解決手段】主制動装置の異常もしくは負圧低下状態のときに、EPBのロック動作に基づいて足りない分の制動力を発生させる補助ロック制御を行ったり、EPBによる制動力を解除もしくは減少させるときにEPBをリリース動作させる補助リリース制御を行う。そして、補助ロック判定にて判定された失陥の形態に対応して、補助ロック制御を行う車輪と該補助ロック制御により発生させる駐車ブレーキ力を設定する。したがって、主制動装置の異常もしくは負圧低下状態のときにも、的確に所望の制動力が発生させられる。また、所望の制動力を発生させられることから、所望の減速度[G]が得られるようにすることが可能となる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材(3)の操作力を倍力装置(4)にてエンジン負圧に基づいて倍力し、この倍力した操作力に基づいてマスタシリンダ(5)内にマスタシリンダ圧を発生させると共に、該マスタシリンダ圧に基づいて、2系統のブレーキ配管それぞれに接続された各車輪のホイールシリンダ(6)にホイールシリンダ圧を発生させることで各車輪に制動力を発生させるサービスブレーキ(1)と、前記サービスブレーキ(1)のホイールシリンダ圧を制御するアクチュエータ(7)とを有する主制動装置と、 電気的に駐車ブレーキ力を発生させる駐車ブレーキ装置(2)とを有する車両用ブレーキシステムに適用され、前記駐車ブレーキ装置を制御して駐車ブレーキ力の制御を行うブレーキ制御装置であって、 前記駐車ブレーキ装置(2)を制御して駐車ブレーキ力を発生させる補助ロック制御および該駐車ブレーキ力を解除する補助リリース制御を実行することで、前記主制動装置が発生させる制動力と前記駐車ブレーキ力とにより、前記ブレーキ操作部材(3)の操作量に応じた目標制動力を発生させる補助制御を実行する補助制御手段(115〜145)を有し、 前記補助制御手段(115〜145)は、 前記主制動装置の異常が発生しているか否かを判定する異常判定手段(210)と、 前記異常判定手段(210)によって異常が判定されたときに、当該異常が2系統のうちの片方の系統が失陥する片系統失陥であるか、2系統の両方が失陥する両系統失陥であるかを判定すると共に、前記駐車ブレーキ装置(2)を制御して駐車ブレーキ力を発生させる前記補助ロック制御を実行するか否かを判定する補助ロック判定手段(240)と、 前記補助ロック制御後に、前記補助ロック制御によって発生させた前記駐車ブレーキ力を解除する前記補助リリース制御を実行するか否かを判定する補助リリース判定手段(250)と、 前記補助ロック判定手段(240)にて判定された失陥の形態に対応して、前記補助ロック制御を行う車輪と該補助ロック制御により発生させる前記駐車ブレーキ力を設定する補助ロック制御処理手段(135)と、 前記補助リリース判定手段(250)の判定に基づいて、前記補助ロック制御により発生させた前記駐車ブレーキ力を解除する前記補助リリース制御を実行する補助リリース制御処理手段(145)と、を有していることを特徴とする駐車ブレーキ制御装置。
IPC (1件):
B60T 17/18
FI (1件):
B60T17/18
Fターム (10件):
3D049BB05 ,  3D049CC02 ,  3D049CC04 ,  3D049CC07 ,  3D049HH39 ,  3D049HH40 ,  3D049HH47 ,  3D049HH48 ,  3D049HH51 ,  3D049RR04
引用特許:
審査官引用 (8件)
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