特許
J-GLOBAL ID:201303062630089976

廃熱回収装置および原動機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 松阪 正弘 ,  田中 勉 ,  井田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-080631
公開番号(公開出願番号):特開2013-167241
出願日: 2012年03月30日
公開日(公表日): 2013年08月29日
要約:
【課題】装置の大型化を抑制しつつ、熱負荷の変動に追従して効率良く廃熱を回収する。【解決手段】廃熱回収装置6では、原動機3の負荷が低下し、熱交換器62における熱負荷が低下すると、ポンプ65の回転数、および、調整弁66の開度が変更され、熱交換器62における作動流体の圧力が低下して飽和温度が低下する。これにより、熱交換器62において作動流体を効率的に気化させることができ、効率良く廃熱を回収することができる。また、原動機3の負荷が比較的高い状態では、熱交換器62における作動流体の圧力が高くなるように制御されて飽和温度が高い状態とされることにより、効率良く廃熱を回収することができる。廃熱回収装置6では、1つの有機ランキンサイクルにおいて、熱交換器62における作動流体の圧力を制御することにより、装置の大型化を抑制しつつ、熱負荷の変動に追従して効率良く廃熱を回収することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
過給機にて吸気を加圧して原動機に供給する過給機付き原動機の廃熱を回収する廃熱回収装置であって、 前記過給機にて加圧された吸気である加圧吸気を前記原動機へと導く流路において、前記加圧吸気を熱源として作動流体を加熱して気化する熱交換器と、 前記熱交換器にて気化された前記作動流体を膨張させて機械的エネルギーを回収する膨張器と、 前記膨張器にて膨張させた前記作動流体を凝縮して液化する凝縮器と、 前記凝縮器にて液化された前記作動流体を前記熱交換器へと送出するポンプと、 前記熱交換器における熱負荷を取得する熱負荷検出部と、 前記熱交換器における熱負荷と、前記熱交換器における前記作動流体の所望の圧力である設定圧力との関係を示す熱負荷-設定圧力情報を記憶する記憶部と、 前記熱負荷検出部からの出力、および、前記熱負荷-設定圧力情報に基づいて、前記ポンプの特性であるポンプ特性、および、前記ポンプから前記熱交換器を経由して前記膨張器に至る前記作動流体の流路の抵抗特性の少なくとも一方を変更することにより、前記熱交換器における前記作動流体の圧力を制御する制御部と、 を備えることを特徴とする廃熱回収装置。
IPC (1件):
F01K 23/02
FI (1件):
F01K23/02 P
Fターム (6件):
3G081BA01 ,  3G081BA20 ,  3G081BB10 ,  3G081BC03 ,  3G081DA11 ,  3G081DA14
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (12件)
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