特許
J-GLOBAL ID:201303087651703049

吸収式冷凍機の制御運転方法。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 塩出 真一 ,  塩出 洋三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-020361
公開番号(公開出願番号):特開2013-160399
出願日: 2012年02月01日
公開日(公表日): 2013年08月19日
要約:
【課題】 三重効用サイクル吸収式冷凍機の大幅な省エネルギー、大容量化を図る。【解決手段】 三重効用サイクル吸収式冷凍機Aの胴内部を循環する吸収液の濃度が、高温再生器、中温再生器、低温再生器の各部位で、運転中、停止中にかかわらず、40〜60%となるように循環量調整、充填量調製し、胴外部から供給・循環して吸収液を冷却する冷却水の入口温度が、冷凍機の運転中は常に10〜22°Cとなるようにして、冷凍機Aの胴内圧力が、高温再生器、中温再生器、低温再生器のいずれの部位においても、運転中、停止中にかかわらず常に大気圧を越えないように圧力バランスをとる低温低圧サイクルとなるようにして、既存の三重効用サイクル吸収式冷凍機よりも胴内の温度、圧力を低く保つように制御運転する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷凍機の胴外部へ冷温水を供給するために、胴内部で熱の受入れと放出を行う熱交換器、高温再生器、中温再生器、低温再生器、凝縮器、吸収器、蒸発器、低温吸収液ポンプ、中温吸収液ポンプ、高温吸収液ポンプ及び冷媒ポンプを少なくとも有し、熱媒体として胴内部を循環する臭化リチウム水溶液からなる吸収液と水を冷媒とする三重効用サイクル吸収式冷凍機の制御運転方法であって、胴内部を循環する吸収液の濃度が、高温再生器、中温再生器、低温再生器の各部位で、運転中、停止中にかかわらず、40〜60%となるように循環量調整、充填量調製し、胴外部から供給・循環して吸収液を冷却する冷却水の入口温度が、冷凍機の運転中は常に10〜22°Cとなるようにして、冷凍機の胴内圧力が、高温再生器、中温再生器、低温再生器のいずれの部位においても、運転中、停止中にかかわらず常に大気圧を越えないように圧力バランスをとる低温低圧サイクルとなるようにして、既存の三重効用サイクル吸収式冷凍機よりも胴内の温度、圧力を低く保って大幅に省エネルギー効果を高めるようにしたことを特徴とする吸収式冷凍機の制御運転方法。
IPC (3件):
F25B 15/00 ,  F25B 27/00 ,  F25B 27/02
FI (3件):
F25B15/00 102 ,  F25B27/00 L ,  F25B27/02 K
Fターム (1件):
3L093BB16
引用特許:
審査官引用 (20件)
全件表示

前のページに戻る