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J-GLOBAL ID：201402252119839883   整理番号：14A1307728

繰り返し荷重を受ける鉄骨置き屋根定着部の実験 鉄骨置き屋根定着部に関する研究 その1

CYCLIC LOADING TESTS OF CONNECTION BETWEEN RC FRAME AND STEEL ROOF: Study of connection between RC frame and steel roof: Part 1

著者 (9件)： 山田哲 (東京工大 建築物理研セ) ,  島田侑子 (千葉大 大学院工学研究科) ,  戸松一輝 (東京工大 大学院) ,  白井佑樹 (日本学術振興会) ,  白井佑樹 (東京工大 大学院) ,  松本由香 (横浜国大) ,  長谷川隆 (建築研) ,  向井智久 (建築研) ,  竹内徹 (東京工大)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 705  ページ： 1687-1697  発行年： 2014年11月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： RC架構への鉄骨造置き屋根の定着部を対象に,はしあき,補強筋深さ,ベースモルタルの厚さ,中子筋による補強の有無をパラメーターとした試験体について,一定圧縮力下での繰返し載荷実験を行った。その結果,以下の知見を得た。1)いずれの試験体もベースモルタルがアンカーボルト周辺で早期に割れ,コンクリートが破壊するまでの水平変形は,ほとんどがベースプレートと鉄筋コンクリートの間で生じた。2)コンクリートの破壊によって決まる最大耐力はベースモルタル厚さ50mmではコーン状破壊耐力の計算値と同程度で,ベースモルタル厚さ100mmでは大きく下回った。3)回転を加えた試験体では,回転を加えない試験体に比べ最大耐力が低下する場合が多かった。4)柱頭部においてアンカーボルトを主筋としてみたときにせん断補強筋がない区間が長くなると,はしあきを確保していたとしてもRC柱としてのせん断破壊が起こる。

シソーラス用語： *鋼構造 ,  *屋根 ,  *定着部 ,  補強筋 ,  モルタル ,  繰返し試験 ,  載荷試験 ,  アンカーボルト ,  変形 ,  耐荷力 ,  剪断破壊
準シソーラス用語： ベースモルタル ,  繰返し載荷試験 ,  最大耐力 ,  水平変形 ,  *鉄骨置き屋根

分類 (1件)： 金属構造  (RA04050W)

引用文献 (11件)：

• 山田哲,松本由香,伊山潤,五十子幸樹,吉敷祥一,池永昌容,島田侑子,小山毅,見波進,浅田勇人:東北地方太平洋沖地震等で被災した鉄骨造文教施設の調査-調査の概要-,日本建築学会技術報告集第40号,pp.941-946,2012.10
• 吉敷祥一,山田哲,松本由香,浅田勇人,小山毅,島田侑子:東北地方太平洋沖地震等による鉄骨造文教施設の柱脚・定着部被害,日本建築学会技術報告集 第42号,pp585-590,2013.6
• 山田哲,伊山潤,島田侑子,松本由香,長谷川隆,清家剛,中野達也,吉敷祥一:東北地方太平洋沖地震および余震による学校体育館の構造被害,日本建築学会技術報告集 第44号,pp.133-138,2014.2
• 梶川鉄平,高松隆夫,松尾彰:既存屋内運動場におけるRC柱と鉄骨造屋根梁との定着部コンクリート破壊に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集C-1分冊,pp.805-806、2002.8
• 日本建築学会:各種合成構造設計指針・同解説,2010.11

タイトルに関連する用語 (6件)： 繰り返し荷重 ,  鉄骨 ,  屋根 ,  定着部 ,  実験 ,  研究