特許
J-GLOBAL ID:201403002974123922

床目地カバー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-104325
公開番号(公開出願番号):特開2014-224403
出願日: 2013年05月16日
公開日(公表日): 2014年12月04日
要約:
【課題】2つの床躯体の間の目地をカバー部材により覆う床目地カバー装置において、構造簡単で床躯体とカバー部材の間に隙間が生じることがない構造を提供する。【解決手段】一方の床躯体Aに設けた第1凹部A1の受面A1a上に連結ロッド9を立設固定し、基端側となる側壁11aの内側に空間部12を形成したカバー部材10の基端側を、連結ロッドが空間部内に入るように受面上に載置して揺動可能に支持する。複数巻きのつる巻部15aとその両端部を延ばした2本の延長部15bよりなるトーションばね15を連結ロッドがつる巻部内を通るように空間部内に入れ、各延長部を互いに逆向きに回動されるように弾性変形させ、各延長部の先端部によりカバー部材の基端側の側壁の内面に弾性的押圧力を加え、この押圧力の反力を連結ロッドにより受け止めて、基端側の側壁を一方の床躯体の第1凹部の垂直面A1bに向けて弾性的に付勢する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも一方が免震装置を介して地盤上に設置され、所定幅の目地を隔てて水平方向に互いに向かい合う第1及び第2床躯体と、箱状のフレームを備え前記目地を覆うカバー部材よりなり、 前記第1床躯体の上面には前記目地に沿って受面とその一側縁から立ち上がる垂直面よりなり、前記カバー部材の前記第1床躯体側となる基端部の厚さと実質的に同じ深さの段状の第1凹部を形成するとともに前記受面には複数の連結ロッドを立設固定し、 前記第2床躯体の上面には前記目地に沿って前記カバー部材の先端部の厚さと実質的に同じ深さで前記第1凹部よりも幅が広い第2凹部を形成し、 前記カバー部材はそのフレームの基端側となる側壁の内側に形成された空間部内に前記連結ロッドが挿入されて係合されるように前記第1凹部の受面上にその基端側の下面を載置することによりこの基端側を中心とする揺動が可能になるように支持され、前記各カバー部材の先端部は前記第2凹部内に水平方向移動自在に支持され、 前記カバー部材の先端部及びこれと向かい合う前記第2凹部の先端部の少なくとも何れか一方には前記カバー部材または第2床躯体の上面に向かう上り勾配の傾斜面を形成した床目地カバー装置において、 弾性に富む金属の針金よりなる複数巻きのつる巻部とその両端部を前記つる巻部の中心軸線と直交する方向に延ばした2本の延長部よりなる複数のトーションばねを備え、 このトーションばねは前記連結ロッドが前記つる巻部内に挿通されるように前記空間部内に設け、前記2本の延長部が前記連結ロッド周りに互いに逆向きに回動されるようにトーションばねを弾性変形させ、前記各延長部の先端部が前記基端側の側壁の内面に当接してこれに弾性的押圧力を加えるとともに前記連結ロッドの外周面の前記目地と反対側となる一部が前記つる巻部の内周の一部に当接して前記弾性的付勢力の反力を受け止めるようにして、前記基端側の側壁を前記第1凹部の垂直面に向けて弾性的に付勢したことを特徴とする床目地カバー装置。
IPC (1件):
E04B 1/68
FI (1件):
E04B1/62 B
Fターム (6件):
2E001DH31 ,  2E001FA18 ,  2E001FA71 ,  2E001GA45 ,  2E001LA18 ,  2E001PA03
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • 床用目地カバー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-193768   出願人:カネソウ株式会社
  • 床用目地カバー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-235566   出願人:カネソウ株式会社
  • 伸縮継手装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-392341   出願人:株式会社日本アルミ
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