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J-GLOBAL ID：201502200003533157   整理番号：15A1281037

パルスパワーおよび放電の農水系利用

Agricultural and Fisheries Applications Using Pulsed Power and Plasmas

著者 (30件)： 内野敏剛 (九大) ,  高木浩一 (岩手大) ,  内田諭 (首都大学東京) ,  勝木淳 (熊本大) ,  佐藤岳彦 (東北大) ,  小田昭紀 (千葉工大) ,  門脇一則 (愛媛大) ,  猪原哲 (佐賀大) ,  林信哉 (九大) ,  王斗艶 (熊本大) ,  西村亮 (鳥取大) ,  大嶋孝之 (群馬大) ,  小出章二 (岩手大) ,  太田貴之 (名城大) ,  須貝太一 (長岡技科大) ,  今田剛 (新潟工科大) ,  河野晋 (有明工高専) ,  清水一男 (静岡大) ,  南谷靖史 (山形大) ,  嶽本あゆみ (沖縄工高専) ,  高橋克幸 (シシド静電気) ,  山内四郎 (多田電機) ,  蛯原健治 (環境エネルギーラボ) ,  池上知顯 (熊本大) ,  光木文秋 (熊本大) ,  山下義隆 ,  徳地明 ,  アマヌーラ・カン・ユスフ・ザイ ,  永井公好 ,  清水尚博
資料名： 電気学会技術報告
号： 1350  ページ： 75P  発行年： 2015年11月20日 
JST資料番号： S0378A  ISSN： 0919-9195  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告書は,パルスパワーおよび放電の農水系利用調査専門委員(電気学会A部門パルス電磁技術委員会)として,多岐にわたるパルスパワーの農水系への応用とその物理現象に関する最先端研究を調査して体系化し,今後の展開を探ることを目的として,平成24年1月~平成26年2月の2年間にわたり実施した調査活動をまとめたものである。農業におけるパルスパワーおよび放電の利用は,播種や育苗,果実収穫の段階までの収穫前(Preharvest)と,収穫後に鮮度を維持した状態で輸送を行う,また乾燥などの一次加工を行う収穫後の段階(Postharvest)にわけられ,前者の応用は農業生産性の向上に,後者は生産コストの削減や品質向上につながる。報告書において具体的には,パルスパワーの農業応用の基礎,農業応用の観点からの発芽や生長促進,また植物の生育環境改善に対する高電圧パルスパワーやプラズマ応用,農薬の静電散布,高電圧やプラズマを用いた殺菌・殺カビ技術,成分抽出,青果物の鮮度維持,製品化に関する情報などについて記述している。(著者抄録)

シソーラス用語： 電子技術 ,  *電力技術 ,  パルス放電 ,  *農業 ,  殺菌 ,  応用研究 ,  発芽前処理 ,  成長促進 ,  *プラズマ応用 ,  物理的水処理 ,  シェルフライフ ,  普通作物 ,  かび ,  汚染防止 ,  微生物汚染 ,  *漁業 ,  *パルスパワー技術 ,  鮮度保持 ,  *産業
準シソーラス用語： 食用作物

分類 (3件)： 高電圧技術・設備  (NA03000I) ,  圃場作業用機械  (FB03020Z) ,  漁労装置,漁具  (FH03040N)

引用文献 (246件)：

• 重光司:電気と磁気の歴史,p.82,東京電機大学出版局,東京(2013).
• 重光司:「電界・空気イオン・放電の植物影響」,プラズマ・核融合学会誌, Vol.75, No.6, pp.659-665 (1999)
• 渋澤元治,柴田桂太:「植物の生長に封する電氣の影響に関する研究」,電學雑誌, Vol.47, pp.1259-1300 (1927)
• 菅沼浩敏,中山元司:「直流送電線下の電氣環境が野菜・花きに及ぼす影響に関する研究」,電中研報告, No.481019 (1982)
• 白希,陳作礼,馬文田,姜兆仁,刘慎言,李成育,李暁玲:「静電界・イオンによる農作物の成長促進効果に関する実験」,静電気学会誌,Vol.8, No.5, pp.339-343 (1984)

タイトルに関連する用語 (2件)： パルスパワー ,  放電