特許
J-GLOBAL ID:201503018417626778

リンクされた複数のプログラムブロックの別々の実行を制御するための方法および制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  久野 琢也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-536071
公開番号(公開出願番号):特表2015-531521
出願日: 2013年10月04日
公開日(公表日): 2015年11月02日
要約:
本発明は、例えば自動車における安全関連システムの複数の機能を実行するように構成されている、複数のリンクされたプログラムブロック(20〜24)の別々の実行を制御するための方法に関する。この方法では、プロセッサ(140)上で複数のプログラムブロックのうちの第1プログラムブロック(20)が実行され、この第1プログラムブロック(20)は、メモリ(130)の第1セグメント(10,110)内にある。プロセッサ(140)はメモリ(130)にアクセスする。第1プログラムブロック(20)を実行中に、複数のプログラムブロックのうちの第2プログラムブロック(22)を呼び出される。第2プログラムブロック(22)は、メモリ(130)の第1セグメント(10,110)とは異なる第2セグメント(12,112)内にある。ここでは、メモリ保護装置(150)によってメモリ(130)へのアクセスを監視し、このメモリ保護装置(150)は、このアクセスの監視時にメモリ保護装置(150)により、第1プログラムブロック(20)を実行中に、第2プログラムブロック(22)が呼び出されることが検出された場合、前記メモリ保護装置(150)によって例外をトリガする。この例外が発生した場合、例外ハンドラ(160)により、第1セグメント(10,110)をディスエーブルし、かつ、第2セグメント(12,112)の実行をイネーブルする。有利にはデータへのアクセスも、殊に書き込みアクセスも、メモリ保護装置(150)により、例外およびこれに伴うディスエーブルおよびイネーブルを用いて制御される。さらに本発明は、この方法を実行するための制御装置に関する。
請求項(抜粋):
有利には自動車における安全関連システムの複数の機能を実行するように構成されている、リンクされた複数のプログラムブロック(20〜24)の別々の実行を制御するための方法において、 当該方法は、 前記複数のプログラムブロックのうちの第1プログラムブロック(20)をプロセッサ(140)上で実行するステップを有しており、 当該第1プログラムブロック(20)は、前記プロセッサ(140)がアクセスするメモリ(130)の第1セグメント(10,110)内にあり、 前記第1プログラムブロック(20)の実行中に、前記複数のプログラムブロックのうちの第2プログラムブロック(22)が呼び出され、ただし当該第2プログラムブロック(22)は、前記メモリ(130)の前記第1セグメント(10,110)とは異なる第2セグメント(12,112)内にあり、 前記方法はさらに、 メモリ保護装置(150)によって前記メモリ(130)へのアクセスを監視するステップを有しており、 前記アクセスの監視時に前記メモリ保護装置(150)により、前記複数のプログラムブロックのうちの前記第1プログラムブロック(20)の実行中に、前記複数のプログラムブロックのうちの前記第2プログラムブロック(22)が呼び出されることが検出された場合、前記メモリ保護装置(150)によって例外をトリガし、 前記例外が発生した場合、例外ハンドラ(160)により、前記第1セグメント(10,110)をディスエーブルし、かつ、前記第2セグメント(12,112)の実行をイネーブルする、 ことを特徴とする方法。
IPC (2件):
G06F 12/14 ,  G06F 9/48
FI (2件):
G06F12/14 510A ,  G06F9/46 452J
Fターム (4件):
5B017AA01 ,  5B017BA01 ,  5B017BB02 ,  5B017CA01
引用特許:
審査官引用 (9件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • クルマの電子安全始まる ISO 26262を越えて
  • クルマの電子安全始まる ISO 26262を越えて

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