特許
J-GLOBAL ID:201503055463852229

タービン翼形部の後縁冷却スロット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 荒川 聡志 ,  小倉 博 ,  黒川 俊久 ,  田中 拓人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-511494
公開番号(公開出願番号):特表2015-516539
出願日: 2013年04月22日
公開日(公表日): 2015年06月11日
要約:
タービン翼形部が、翼長に沿って基端から先端に延びている、正圧側壁と負圧側壁を含む。正圧側壁において、翼長方向に離れて間隔を置いている後縁の冷却孔が、概ね翼弦方向に翼形部後縁に向かって延びている後縁冷却スロットで終端する。各冷却孔は、湾曲した入口部と、一定面積および一定幅の流れ断面を有する計量部と、スロットに通じる翼長方向の分岐部とを含む。軸方向の仕切りが冷却孔間で翼弦方向に延び、翼長に沿った冷却孔を半径方向に分離している。仕切りの後端部が、スイープボートテールを含む。上方のデッキ側壁と下方のデッキ側壁がスロットのデッキを囲み、正圧側壁の外面に向かって外向きに延びている。正圧側壁および負圧側壁とデッキとの間にある隅肉部が、分岐部の流れ断面において隣接している下の角の半径と略同じ大きさの隅肉半径を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
幅方向に間隔を置いて配置され翼長(S)に沿って翼形部基端(34)から翼形部先端(36)に外向きに延びている正圧側壁(42)および負圧側壁(44)であって、対向する前縁(LE)と後縁(TE)との間で翼弦方向(C)に延びている、正圧側壁(42)および負圧側壁(44)と、 翼長方向に間隔を置いて配置され翼長方向に列(38)を形成する、記正圧側壁(42)に入れられた複数の冷却孔(30)であって、該冷却孔(30)が、翼長方向に延びている単体の後縁冷却スロット(66)で終端し、前記後縁冷却スロット(66)が概ね後縁に向かって翼弦方向(C)に延びており、該冷却孔(30)の各々が、冷却流の下流方向(D)へ順に、湾曲した入口部(70)と、一定面積および一定幅(W)の流れ断面(74)を有する計量部(100)と、前記後縁冷却スロット(66)に通じる翼長方向の分岐部(102)とを含む、複数の冷却孔(30)と、 前記冷却孔(30)の間で翼弦方向(C)に延び、前記翼長に沿った前記冷却孔(30)を半径方向に分離している軸方向の仕切り(68)と、 スイープボートテール(88)を含む前記仕切り(68)の後端部(86)と を含む、ガスタービンエンジンのタービン翼形部(12)。
IPC (2件):
F01D 5/18 ,  F01D 9/02
FI (2件):
F01D5/18 ,  F01D9/02 102
Fターム (8件):
3G202CA06 ,  3G202CA07 ,  3G202CB01 ,  3G202GA08 ,  3G202JJ04 ,  3G202JJ17 ,  3G202JJ18 ,  3G202JJ31
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る