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J-GLOBAL ID:201702233604192945   整理番号:17A1613055

5種類の煮干しだしにおけるにおいと呈味成分の比較

A Comparison of Odor and Taste Components in Five Types of Niboshi Dashi
著者 (4件):
資料名:
巻: 68  号: 10  ページ: 526-532(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0763A  ISSN: 0913-5227  CODEN: NKGAEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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キダイ,マアジ,トビウオ,マイワシ,カタクチイワシの5種類の煮干(乾燥魚)を用いて煮干だし(小型乾燥魚のスープ)を取った。試料はにおい識別装置FF-2A(島津製作所)で官能分析を行った。また高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いてアミノ酸および核酸関連物質を定量,特性化した。その結果,キダイのだしは他の4種類のだしとは異なる特徴的な匂いを示した。煮干だしの特徴であるタウリン含量はキダイが最大で310mg/lであった。トビウオ,マイワシ,カタクチイワシのだしは苦みのあるヒスチジン濃度が高く,総アミノ酸含量が高いことから濃厚な味になることが示唆された。キダイとマアジのだしはアラニンやグリシン等の甘味アミノ酸と旨味アミノ酸濃度が高かった。これらの成分は煮干しだしの甘味および旨味フレーバーに寄与すると考えられるが,総アミノ酸含量が低いために淡泊な味になる。5種類の煮干だしの5′-IMP含量の平均は約150mg/lであった。(翻訳著者抄録)
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