特許
J-GLOBAL ID:201803000500919685

工作機械の熱変位補正方法及び基準ゲージ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  鈴木 三義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-163792
公開番号(公開出願番号):特開2018-030195
出願日: 2016年08月24日
公開日(公表日): 2018年03月01日
要約:
【課題】簡単な構成で加工精度を向上させて安定した加工精度を得られる。【解決手段】工作機械1の補正方法は、ワークWと同一材質の基準ゲージ12を治具4に固定する。基準ゲージ12は互いに直交する第一アーム部20及び第二アーム部21の交差部に設けた中央孔に中心点を設けた。基準ゲージ12を基準温度下で第一及び第二アーム部20、21の長さの基準寸法と2軸間の直角度を基準データとして測定する。加工温度下で基準ゲージ12を治具4に固定し、主軸7に固定したタッチセンサ15で、基準ゲージ12の2軸方向の長さを長さ測定データとして測定し、2軸方向の各挟角を角度測定データとして測定する。基準ゲージ12の基準データに対する加工温度下での第一及び第二アーム部20、21の長さ測定データ及び角度測定データとの誤差を求めることで、ワークWを工作機械1で加工する際にNC装置の補正制御手段で補正する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ワークと同一材質の基準ゲージについて、互いに交差する2軸方向に第一アーム部及び第二アーム部を有しており、予め設定された基準温度下における前記第一アーム部及び第二アーム部の基準寸法と前記第一アーム部及び第二アーム部の間の角度を測定しておき、 加工温度下において、前記基準ゲージをワークを支持する部材またはその近傍に取り付ける工程と、 工作機械の主軸に取り付けたセンサで前記基準ゲージの前記第一アーム部及び第二アーム部の長さを長さ測定データとして測定すると共に前記第一アーム部及び第二アーム部の間の角度を角度測定データとして測定する工程とを備え、 前記基準ゲージの基準温度における基準寸法及び角度と加工温度における測定データ及び角度測定データとの誤差に基づいて、前記ワーク加工時の補正を行うことを特徴とする工作機械の熱変位補正方法。
IPC (3件):
B23Q 15/18 ,  G05B 19/404 ,  B23Q 17/00
FI (3件):
B23Q15/18 ,  G05B19/404 K ,  B23Q17/00 A
Fターム (12件):
3C001KA05 ,  3C001KB04 ,  3C001TA01 ,  3C001TB01 ,  3C001TB04 ,  3C029EE02 ,  3C269AB05 ,  3C269BB03 ,  3C269CC02 ,  3C269EF10 ,  3C269JJ18 ,  3C269MN16
引用特許:
審査官引用 (7件)
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