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J-GLOBAL ID:201902222820788099   整理番号:19A0005364

かにパルサーからの巨大電波パルスのひとみによるX線研究

Hitomi X-ray studies of giant radio pulses from the Crab pulsar
著者 (115件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 15.1-15.18  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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かにパルサーからの巨大電波パルス(GRP)と相関する巨大X線パルスを探索するために,ひとみミッションの喪失直前の2016年3月25日に約2ksの正味曝露で,2~300keV帯でのX線ひとみ衛星と1.4-1.7GHz帯での鹿嶋NICT電波望遠鏡によるかにパルサーの同時観測を行った。タイミング要求を満たすために,ひとみ機器のタイミング要件を満たすことを確認し,主パルスとパルス間位相で,それぞれ約1000と100GRPを同時に観測し,主パルスあるいはパルス間位相のいずれかにおいて巨大電波パルスとX線放出の間に明白な相関がないことを見出した。全ての変化はパルスピークにおけるX線フラックスの2σゆらぎ内にあり,主パルスまたはパルス間GRPの変動の3σ上限は,2~300keVバンドにおける0.20位相幅におけるピークフラックスのそれぞれ22%または80%であった。位相幅が0.03位相に制限されたとき,主パルスまたはパルス間GRPの値は,それぞれ25%または110%になった。ひとみ衛星による上限の中で,4.5~10keVと70~300keV帯においてそれらは初めて得られ,他の帯域におけるそれらは以前の報告と一致した。数値的に,0.20位相幅における主パルスとパルス間GRPの上限は,それぞれ約(2.4と9.3)×10~11erg cm-2である。パルスプロファイルにおける有意な変動性は,GRPが磁気圏内の局所的な場所に由来することを意味する。光子放出粒子の数は一時的に増加するが,その結果は,このような条件下でのパルスピークフラックスの>0.02%の明るさに起因して,可能なX線増強が現れる可能性があるため,GRPと相関した変化を統計的に除外しない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
星雲  ,  宇宙線・天体物理観測技術 

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