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J-GLOBAL ID：201902240277964550   整理番号：19A0931806

発酵食品の機能性と関連領域 麹に含まれるグリコシルセラミドの健康効果

著者 (13件)： 山本裕貴 (佐賀大 農) ,  浜島弘史 (佐賀県地域産業支援セ) ,  田中優 (九大 大学院農学研究院) ,  藤丸裕貴 (佐賀大 農) ,  阪本真由子 (佐賀大 農) ,  宮川幸 (佐賀大 農) ,  西向めぐみ (岩手大 農) ,  柳田晃良 (西九州大 健康栄養) ,  中村強 (福岡女大 国際文理) ,  光武進 (佐賀大 農) ,  永尾晃治 (佐賀大 農) ,  中山二郎 (九大 大学院農学研究院) ,  北垣浩志 (佐賀大 農)
資料名： 生物工学会誌  (Biotechnology)
巻： 97  号： 4  ページ： 182-184  発行年： 2019年04月25日 
JST資料番号： G0440B  ISSN： 0919-3758  CODEN： SEKAEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・麹の独自成分としてのグリコシルセラミドの健康への影響を紹介。
・グリコシルセラミドはスフィンゴ塩基に糖が結合したもので,麹はモノヘキソシルセラミド(GC)を含有,味噌,甘酒,その他に存在。
・GCは小腸のセレブロシダーゼによりセラミド,さらに分解してスフィンゴイド塩基と変化し,大腸で利用。
・マウスで腸内細菌増殖に関与し,肝コレステロール低下,糞中の胆汁酸増加などの作用,脂肪肝の予防・改善作用。
・メタボリックシンドローム改善の可能性を期待。

シソーラス用語： *麹 ,  *セレブロシド ,  スフィンゴ脂質 ,  アミノアルコール ,  腸内微生物 ,  脂肪肝 ,  メタボリックシンドローム ,  健康管理 ,  グルコシルセラミド ,  スフィンゴイド塩基 ,  食品機能性 ,  腸内細菌
準シソーラス用語： *グリコシルセラミド ,  モノヘキソシルセラミド ,  健康

分類 (2件)： 発酵食品一般  (FK04010W) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

引用文献 (25件)：

• Thudichum, J. L. W.: A treatise on the chemical constitution of the brain, Bailliere, Tindall and Cox, London (1884).
• Kitagaki, H. et al.: Biochim. Biophys. Acta, 1768, 2849 (2007).
• Dickson, R. C. et al.: Mol Cell Biol., 10, 2176 (1990).
• Fujino, Y. and Ohnishi, M.: Biochim. Biophys. Acta, 486, 161 (1976).
• Tani, Y. et al.: Biotechnol. Lett., 36, 2507 (2014).

タイトルに関連する用語 (3件)： 発酵食品 ,  麹 ,  健康効果