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J-GLOBAL ID:201902261097750091   整理番号:19A0005366

ひとみによる極めて不明瞭なHMXB IGR J16318-4848の一見

Glimpse of the highly obscured HMXB IGR J16318-4848 with Hitomi
著者 (115件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 17.1-17.17  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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NH ~1024 cm-2の非常に強い吸収を有する高質量X線連星系,IGR J16318-4848のひとみ観測について報告した。以前のX線研究は,そのスペクトルがFeの強い蛍光線と連続発光線によって支配されることを明らかにした。再処理材料の性質に関する物理的および幾何学的洞察のために,X線マイクロ熱量計(軟X線分光計:SXS)の高分光分解能と軟および硬X線撮像装置(SXIおよびHXI)による広帯域感度を利用した。光子計数は意図していない軸外ポインティングにより制限されるが,SXSスペクトルはFe Kα1とKα2線を分解し,線の重心と線幅に強い制約を与える。線幅は160 +300-70 km s-1の速度に対応する。これは最も正確で最小であり,X線連星からこれまでに行われたこの線幅測定は,類似の系に特徴的な速度から期待されるDoppler広がりとDopplerシフトよりもはるかに少ない。SXI及びHXIスペクトルにより測定したK殻端エネルギーと組み合わせて,Feのイオン化状態はFe I-IVの範囲にあると推定した。推定したイオン化パラメータとX線源と吸収体間の距離を考慮して,材料の密度と厚さを推定した。異常に強い吸収とコンプトン肩成分の欠如を確認した。これらの特性は,主に暖かい自由電子または中性水素によって狭い固体角度または散乱に分布する再処理物質を示唆している。この測定は19光子のSXS検出を用いて達成した。これは,X線天体物理学回復ミッションと他の同程度の将来の装置を用いて,この,および他のX線連星の追跡観察のための強い動機を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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恒星  ,  宇宙線・天体物理観測技術 
タイトルに関連する用語 (1件):
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