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J-GLOBAL ID:201902288034770534   整理番号:19A0005365

LMC SNR N132Dのひとみ観測:鉄放出物からの高赤方偏移X線放出

Hitomi observations of the LMC SNR N 132 D: Highly redshifted X-ray emission from iron ejecta
著者 (119件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 16.1-16.19  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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大マゼラン星雲(LMC)における,若い,X線の明るい,Oに富むコア崩壊超新星残骸のN132Dのひとみ観測を提示した。わずか3.7ksの非常に短い観測にもかかわらず,軟X線分光計(SXS)は,それぞれ16~17カウントの高度にイオン化されたSKとFe Kの線錯体を容易に検出した。Feの特性を高いスペクトル分解能で初めて測定した。Fe K放出がHe様イオンによって支配されるというもっともらしい仮定に基づいて,このFe放出の原因となる物質は局所的なLMC星間媒質(ISM)と比較して~800km/sで高度に赤方偏移することを見出した。これは,(1)Fe放出が超新星噴出物から生じ,(2)これらの噴出物は,青方偏移成分が見つからないので,非常に非対称であることを示した。S K速度は局所的なLMC ISMと一致し,掃引されたISM物質からの可能性がある。これらの結果は,残骸の内部に濃縮されたH様Feと外部シェルを追跡するSを示す空間マッピングと一致する。結果はまた,非常に少数の数でも,超新星残骸のような拡張された物体で検出されたDopplerシフト線からの直接速度測定が可能であることを示した。100ks当たりのスペクトル分解能要素当たりの約1事象の非常に低いSXS背景のおかげで,そのような結果は類似の装置による短い尖ったまたは多数の観測の間に得られる。このことは,高スペクトル分解能イメージング観測のパワーを強調し,ひとみにより開かれた新しい窓を実証し,X線天文衛星代替機(XARM)とAthenaのような将来のミッションにより大きく拡大されるであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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恒星  ,  星雲 

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