特許
J-GLOBAL ID:201903002398094447

津波抑制方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹安 英雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-044884
公開番号(公開出願番号):特開2019-157473
出願日: 2018年03月13日
公開日(公表日): 2019年09月19日
要約:
【課題】 海底に設置した箱体内に空気を封入すると共に、多数の柔軟な筒体を扁平に折畳んだ状態で敷設しておき、津波が予想される異常時には前記箱体内の空気を前記筒体内に圧入して海面に向かって起立せしめ、このようにして起立した筒体が隣接する筒体と接触することにより、多数の筒体が全体として一体となって撓んで津波のエネルギーを十分に吸収する。【解決手段】 海底に設置した箱体1内に空気を封入すると共に、当該箱体1内に、後部が細径で先部が太径の柔軟な筒体14を扁平に折畳んだ状態で収容し、当該筒体14の後端末を口金12に環状に固定し、津波の襲来が予測される異常時に前記箱体1内の空気の圧力により前記筒体14を内側が外側となるように反転せしめ、前記筒体14を反転した筒体内を通して反転部分30に送り込み、当該筒体14をその全長に亙って裏返してその先端を海面上に突出せしめる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
海底に設置した箱体(1)内に空気(28)を封入すると共に、当該箱体(1)内に、後部が細径で先部が太径の柔軟な気密性の筒体(14)を扁平に折畳んだ状態で収容し、当該筒体(14)の細径部(24)の後端末を前記箱体(1)の上面に形成された口金(12)に環状に固定しておき、津波の襲来が予測される異常時に、前記箱体(1)内の空気(28)の圧力により前記筒体(14)の環状固定部分(29)において当該筒体(14)を内側が外側となるように反転せしめ、前記筒体(14)を反転した筒体(14)の外側部分(34)内を通して反転部分(30)に送り込み、当該筒体(14)を裏返して海中に起立せしめることを特徴とする、津波の抑制方法
IPC (1件):
E02B 3/06
FI (1件):
E02B3/06 301
Fターム (10件):
2D118AA11 ,  2D118BA03 ,  2D118BA05 ,  2D118BA07 ,  2D118BA15 ,  2D118CA04 ,  2D118FB01 ,  2D118JA07 ,  2D118JA11 ,  2D118JA17
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 津波抑制方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2018-004305   出願人:芦森工業株式会社, 国立大学法人大阪大学
  • 浮沈自在堰
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-055196   出願人:株式会社カイモン
  • 津波防波堤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-090996   出願人:日立造船株式会社
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