抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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・民間旅客機(日本航空)が切り拓く大気中二酸化炭素の新たな観測ネットワークプロジェクト「CONTRAIL」の紹介。
・自動大気サンプリング装置を使用し大気採取容器を搭載して上空の大気試料を採取し,実験室に持ち帰った後で分析する方法とCO
2濃度連続測定装置を使用し機上に分析計を搭載して上空飛行中に観測を行う2種類の観測方法。
・上空でもCO
2濃度の増加が起こっており,CO
2の毎年の増加量(増加速度)は,約1.5~3ppmの範囲で大きな年々変化があり,エル・ニーニョ現象と良い対応関係がことが認められる上空におけるCO
2濃度の長期観測結果。
・インド・デリーと東京のCO
2濃度の鉛直分布およびCO
2濃度の三次元構造の観測結果。