酒類又は発酵調味料の製造方法

Inventor： , , , , ,
Applicant, Patent owner： , ,
Agent (1)：梅田明彦
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2008019636
Publication number (International publication number)：2009178087
Application date： Jan. 30, 2008
Publication date： Aug. 13, 2009
Summary：

【課題】酵母を用いた従来の醸造工程に改良を加えて、酵母が生産するチオレドキシンを高濃度に含有する清酒、その他の醸造酒類、発泡性酒類、混成酒類等の酒類、又は発酵調味料の製造方法を提供する。【解決手段】酵母を用いて清酒、その他の醸造酒類、発泡性酒類、混成酒類等の酒類、又は発酵調味料を醸造する工程において、上槽前の酵母死滅率が5%以上、好ましくは10%以上となるように仕込み条件を設定して醪仕込みを行う。この仕込み条件には、使用酵母、品温経過、発酵中のアルコール濃度、及び発酵期間が含まれる。通常より高めの品温及び17%以上の高いアルコール濃度によって、酵母に熱ストレス及びアルコールストレスを与えて醪を経過させることにより、酵母菌体内のチオレドキシンを菌体外に放出させ、チオレドキシン高含有の清酒等の酒類及び発酵調味料を製造することができる。

Claim (excerpt)：

酵母を用いた酒類又は発酵調味料の醸造工程において、上槽前の酵母死滅率が5%以上となるように醪仕込みを行うことにより、酵母菌体内からチオレドキシンを抽出することを特徴とする酒類又は発酵調味料の製造方法。

IPC (3)：

C12G 3/02 , A23L 1/23 , A23L 1/29

FI (3)：

C12G3/02 119J , A23L1/23 , A23L1/29

F-Term (9)：

4B018MD20 , 4B018MD91 , 4B018MD93 , 4B018ME06 , 4B018ME07 , 4B018ME10 , 4B018MF06 , 4B047LP19 , 4B047LP20

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (3)

チオレドキシン高含有酵母およびその製造法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願2004-251849 Applicant：国立大学法人京都大学, オリエンタル酵母工業株式会社, レドックス・バイオサイエンス株式会社
酵母チオレドキシンの製造方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願2004-253030 Applicant：レドックス・バイオサイエンス株式会社
チオレドキシンの製造方法
Gazette classification：再公表公報 Application number：JP2006318410 Applicant：国立大学法人京都大学, レドックス・バイオサイエンス株式会社, 黄桜株式会社

Cited by examiner (6)

アルコール耐性酵母
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平11-219853 Applicant：旭化成工業株式会社
高濃度アルコール清酒及びその製造方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平10-101718 Applicant：寳酒造株式会社
低アルコール濃度清酒
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平6-052588 Applicant：国税庁長官, 日本酒造組合中央会

Show all

Article cited by the Patent：

Cited by examiner (1)

Appl. Environ. Microbiol., 200703, Vol.73, No.5, pp.1672-1675

Return to Previous Page