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J-GLOBAL ID:200903063021394006

ロープトロリー式クレーンの振れ止め制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 山内 康伸 ,  中井 博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005342984
Publication number (International publication number):2007145519
Application date: Nov. 29, 2005
Publication date: Jun. 14, 2007
Summary:
【課題】振れ角を検出する装置を設けなくても運搬物の揺れを制御することができ、高速作業を行う設備や振れ止め制御にそれほど高い性能が要求されない設備にも採用できるロープトロリー式クレーンの振れ止め制御装置を提供する。【解決手段】ロープ6の現在の振れ角φを算出する振れ角算出部12と、トロリー5を停止させるために必要な減速度αpを求める減速度算出部11と、トロリー停止位置においてロープ6の振れが停止するために必要な必要振れ角φを算出する必要振れ角算出部13と、現在の振れ角θreaと必要振れ角θrefとの差θdefを算出する誤差算出部14と、ロープ6の振れ角を現在の振れ角θreaから必要振れ角θrefに変更させるために必要なトロリー5の調整減速度αcを算出する調整減速度算出部15と、調整減速度αc基づいて、トロリーの調整速度Vrを指示する速度指令信号を送信する速度制御部16とを備えている。【選択図】図1
Claim (excerpt):
桁上を走行するトロリーを備え、該トロリーから繰り出し巻上げ可能に吊り下げられたロープとを備え、該ロープに運搬物を取り付けた状態で前記トロリーを移動させて運搬物を運搬するクレーンにおいて、前記トロリーの移動速度を目標速度まで減速させたときにおける前記ロープの振れを止める制御を行う制御装置であって、 鉛直方向に対する前記ロープの現在の振れ角を算出する振れ角算出部と、 現在位置から一定の減速度で前記トロリーを減速する場合において、所定の目標位置における前記トロリーの移動速度が目標速度となる減速度を求める減速度算出部と、 該減速度算出部が算出した減速度で前記トロリーを減速している期間において、前記目標位置において前記ロープの振れが停止するために必要となる現在位置における鉛直方向に対する前記ロープの必要振れ角を算出する必要振れ角算出部と、 前記ロープの現在の振れ角と前記必要振れ角との差を算出する誤差算出部と、 前記ロープの現在の振れ角から前記必要振れ角に変更させるために必要な前記トロリーの調整減速度を算出する調整減速度算出部と、 前記減速度算出部が算出した減速度に前記調整減速度を加算して実減速度を算出し、現在のトロリー移動速度と前記実減速度に基づいて、前記トロリーの移動速度を指示する速度指令信号を送信する速度制御部とを備えている ことを特徴とするロープトロリー式クレーンの振れ止め制御装置。
IPC (1):
B66C 13/22
FI (1):
B66C13/22 M
F-Term (5):
3F204AA01 ,  3F204BA02 ,  3F204CA03 ,  3F204EA01 ,  3F204EB07
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1) Cited by examiner (7)
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