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J-GLOBAL ID：201602219452612664   整理番号：16A0423666

塩害環境の定量評価に関する研究小委員会(348委員会)委員会報告書

著者 (27件)： 佐伯竜彦 (新潟大) ,  富山潤 (琉球大) ,  安琳 (京大) ,  石田哲也 (東大) ,  宇野洋志城 (佐藤工業) ,  遠藤裕丈 (寒地土木研) ,  岡崎慎一郎 (香川大) ,  風間洋 (アール・アンド・エー) ,  加藤佳孝 (東京理大) ,  上原子晶久 (弘前大) ,  久保善司 (金沢大) ,  佐々木謙二 (長崎大) ,  斎藤豪 (新潟大) ,  白土博通 (京大) ,  徳重英信 (秋田大) ,  戸田勝哉 (IHIインフラシステム) ,  羽渕貴士 (東亜建設工業) ,  堀口賢一 (大成建設) ,  皆川浩 (東北大) ,  宮里心一 (金沢工大) ,  山口明伸 (鹿児島大) ,  山田義智 (琉球大) ,  横田優 (横田DPC研究所) ,  横山貴士 ,  李春鶴 ,  鷲尾朝昭 ,  原田健二
資料名： コンクリート技術シリーズ  (Concrete Engineering Series)
号： 111  ページ： 229P  発行年： 2015年11月30日 
JST資料番号： J1173A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 塩害環境を定量的に評価するために,鉄筋コンクリート構造物への塩分浸透に関わる要因を調べ,構造物自身の劣化度を評価した。構造物周囲の塩化物イオンの量を測る方法を提案し,計測結果を報告した。コンクリート構造物への塩化物イオン浸透量の定量化のため,表面塩化物イオン濃度,拡散係数から推定する式を示した。凍結防止剤による塩害が,凍結融解作用による凍害と複合して作用することを示した。塩害環境において評価すべき作用を把握し,それによる構造物の劣化速度を定量化することにより,鉄筋コンクリート構造物の耐久性設計及び維持管理のための方策が得られる。

シソーラス用語： *塩害 ,  自然環境 ,  *定量的分析 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  *塩化物 ,  *浸透 ,  濃度分布 ,  拡散係数 ,  凍結防止剤 ,  凍害 ,  耐久性 ,  維持管理 ,  劣化 ,  塩分浸透 ,  表面濃度

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (101件)：

• 藤原稔ら:飛来塩分量全国調査(III),土木研究所資料,第2687号,1988.12
• 西川和廣,田中良樹:飛来塩分量調査(IV),土木研究所資料,第3175号,1993.3
• 佐伯竜彦,竹田光明,佐々木憲二,嶋毅:飛来塩分環境の定量評価に関する研究,土木学会論文集E,Vol.66,No.1,pp.1-20,2010.1
• 佐伯竜彦,堀岡佑介:新潟県沿岸の飛来塩分環境とコンクリートへの塩分浸透性状,コンクリート工学年次論文集,Vol.28,No.1,pp,923-928,2006.
• 上原子晶久,皆川浩,久田真,鈴木基行,モルタル円盤供試体による青森県沿岸部の飛来塩分調査,コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.1,pp.757-762,2015.7

タイトルに関連する用語 (6件)： 塩害 ,  環境 ,  定量評価 ,  研究 ,  委員会 ,  報告書