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J-GLOBAL ID:201902242045742575   整理番号:19A0005362

電波銀河NGC1275のひとみによる観測:活動銀河核からのFe-Kα線放出の最初のX線マイクロカロリメータ分光法

Hitomi observation of radio galaxy NGC 1275: The first X-ray microcalorimeter spectroscopy of Fe-Kα line emission from an active galactic nucleus
著者 (117件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 13.1-13.20  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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活動銀河核からの6.4keVにおける狭いFe-Kα蛍光線の起源が議論下にある。可能なサイトのいくつかは外部降着円盤,広い線領域,分子トーラス,または星間/銀河団内媒質である。2016年2月~3月に,銀河のペルセウス座銀河団の中心にあるFanaroff-RileyタイプI電波銀河NGC1275のHitomi衛星に搭載された軟X線分光計(SXS)を用いて,最初のX線マイクロ熱量計分光法を行った。Hitomi/SXSにより達成された6keVでの約5eVの高エネルギー分解能で,約5.4σの有意性をもつFe-Kα線を検出した。速度幅は,90%の信頼度で500~1600km s-1(Gaussモデルに対してFWHM)であると制約される。SXSはまた,NGC1275核から約20keVまで連続体レベルを制約し,6.4keV線に対して約20eVの等価幅を与えた。速度幅は約2750km s-1の広いHα線の幅より狭いので,降着円盤と広い線領域からの線束への大きな寄与を除外できる。さらに,Chandraアーカイブデータについてのピクセルマップ解析を行い,Fe-Kα線がNGC1275中心の約1.6kpc内の領域から生じ,そこでは,活動銀河核放出が銀河団内媒質からのそれよりも支配的であることを明らかにした。したがって,NGC1275からのFe-Kα線の源は,おそらく活動銀河核系においてパーセクから数百パーセクスケールまで広がる低被覆率分子トーラスまたは回転分子円盤である可能性があることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
星雲  ,  宇宙線・天体物理観測技術 

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