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J-GLOBAL ID:200902243081342476   整理番号:09A1280707

ゲノムワイド関連解析によって,パーキンソン病の遺伝的リスク因子としてありふれた変異が4か所の遺伝子座位に同定された

Genome-wide association study identifies common variants at four loci as genetic risk factors for Parkinson’s disease
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巻: 41  号: 12  ページ: 1303-1307  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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パーキンソン病(PD)感受性の原因となるバリアントを同定するために,ゲノムワイド関連解析(GWAS)および2種類の再現実験を,全体で症例2,011例と対照18,381例からなる日本人集団に対して行った。その結果,1q32上に新たな感受性座位を同定し(P=1.52×10-12),これをPARK16と名づけた。また,第2の新PDリスク座位として4q15のBST1を同定した(P=3.94×10-9)。さらに,4q22のSNCA(P=7.35×10-17)と12q12のLRRK2(P=2.72×10-8)で強い関連を検出した。これらは両方とも常染色体優性遺伝性パーキンソニズムに関係している。ヨーロッパ系集団に対して行ったGWASの結果と比較することで,PARK16,SNCA,LRRK2が人種間で共通のPDリスク座位であり,BST1とMAPTは人種間で異なる座位であることが明らかになった。今回の研究成果によって,2か所のPD感受性座位が新たに同定され,常染色体優性遺伝性パーキンソニズムの遺伝子の典型的PDへのかかわりが明らかになった。さらに,人種間の差異がPDの遺伝的多様性の一因となることが示唆された。Copyright Nature Publishing Group 2009
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