特許
J-GLOBAL ID:200903003539263735

紡績箇所で形成された糸を継ぐための方法または紡績を開始するための方法ならびに該方法を実施するために設けられた紡績箇所

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-388090
公開番号(公開出願番号):特開2002-220751
出願日: 2001年12月20日
公開日(公表日): 2002年08月09日
要約:
【要約】【課題】 強度だけでなく繊維質量に関して、公知の方法により製作された糸継ぎ箇所よりも高い要求を十分に満たすことのできる糸継ぎ箇所が製作可能となるようにする。【解決手段】 糸終端領域1の先細り部に適合されて増加する繊維質量を繊維束始端領域2に形成するために、繊維長手方向形成物10′のドラフトを、紡績プロセスの開始段階において、高められた値から、設定された値に減少させるようにした。
請求項(抜粋):
紡績機の紡績箇所で紡績プロセスの中断後に糸を継ぐかまたは紡績を開始するための方法であって、前記紡績プロセスにおいて、繊維長手方向形成物(10′)を、設定された値を備えたドラフトによって精錬し、精錬された繊維束(10)から加撚によって糸(11)を形成し、該糸(11)を加撚部から引き出し、この場合、糸継ぎまたは紡績開始のために、繊維長手方向形成物(10′)を精錬走入部と精錬走出部との間で引き裂き、一方の糸自由終端部に、先細りにされた糸終端領域(1)を形成し、糸自由終端部を加撚部の上流側に位置決めし、繊維束始端領域(2)と糸終端領域(1)とを時間的に互いに調和させて加撚部に供給し、これによって、両領域(1,2)を互いにオーバラップさせて加撚にさらす形式の、紡績機の紡績箇所で紡績プロセスの中断後に糸を継ぐかまたは紡績を開始するための方法において、糸終端領域(1)の先細り部に適合されて増加する繊維質量を繊維束始端領域(2)に形成するために、繊維長手方向形成物(10′)のドラフトを、紡績プロセスの開始段階において、高められた値から、設定された値に減少させることを特徴とする、紡績機の紡績箇所で紡績プロセスの中断後に糸を継ぐかまたは紡績を開始するための方法。
IPC (3件):
D01H 4/48 ,  D01H 1/115 ,  D01H 4/02
FI (3件):
D01H 4/48 ,  D01H 1/115 Z ,  D01H 4/02
Fターム (3件):
4L056AA19 ,  4L056CB04 ,  4L056CB12
引用特許:
出願人引用 (14件)
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審査官引用 (3件)

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