特許
J-GLOBAL ID:200903003866297708

スラグの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 綿貫 達雄 ,  山本 文夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-304216
公開番号(公開出願番号):特開2009-126747
出願日: 2007年11月26日
公開日(公表日): 2009年06月11日
要約:
【課題】CaOを含む高温のスラグを、アルカリ水を発生させることなく冷却すると同時に炭酸化することができ、しかも粉塵の飛散も抑制することができるスラグの処理方法を提供する。【解決手段】炉や鍋から排出される高温スラグを一次冷却し、温度が800°C以上の状態でロータリークーラーなどの冷却装置10の内部を移動させながら冷却する。その途中のスラグ温度が600°C以上の高温域において散水を行い、スラグを冷却するとともに、冷却装置の入口側ではC+H2O→CO+H2の水性ガス化反応を進行させ、出口側ではCO+H2O→CO2+H2のシフト反応を進行させて炭酸ガスを発生させる。スラグ中のCaOはこの炭酸ガスにより炭酸化され、安定なCaCO3となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
温度が800°C以上の高温スラグを、冷却装置の内部で移送しつつ冷却する工程において、スラグ温度が600°C以上の高温域で散水を行い、冷却装置の入口側では水性ガス化反応を進行させ、出口側ではシフト反応を進行させて炭酸ガスを発生させることにより、スラグ中のCaOを炭酸化することを特徴とするスラグの処理方法。
IPC (6件):
C04B 5/00 ,  C04B 5/06 ,  F27D 15/00 ,  F27D 15/02 ,  C21C 1/02 ,  C21C 5/28
FI (6件):
C04B5/00 B ,  C04B5/06 ,  F27D15/00 B ,  F27D15/02 A ,  C21C1/02 L ,  C21C5/28 C
Fターム (20件):
4G112JB03 ,  4G112JC05 ,  4G112JL03 ,  4G112JM01 ,  4G112JM04 ,  4K014AA02 ,  4K014AA03 ,  4K014AE01 ,  4K063AA02 ,  4K063AA03 ,  4K063AA04 ,  4K063AA13 ,  4K063BA02 ,  4K063CA02 ,  4K063CA03 ,  4K063HA40 ,  4K070AB11 ,  4K070BC14 ,  4K070BC17 ,  4K070EA02
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (9件)
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