特許
J-GLOBAL ID:200903005649895039

車両の挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-088610
公開番号(公開出願番号):特開平11-286265
出願日: 1998年04月01日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 車両の挙動制御開始の遅れを改善することができ、ノイズ等によって不要な挙動制御の開始を防止することができる車両の挙動制御装置を得る。【解決手段】 車両状態演算部8は、オーバステア制御、アンダステア制御、ABS制御又はTCS制御が過去所定時間内に行われている場合、各オーバステアしきい値Thos及びアンダステアしきい値Thusの絶対値をそれぞれ小さく設定する。また、実ヨーレートωrの微分値Δωrが大きいときは各しきい値Thos及びThusの絶対値をそれぞれ大きく設定する。ステアリングの切り増しを検出するとオーバステアしきい値Thosの絶対値を大きく、ステアリングの切り戻しを検出するとアンダステアしきい値Thusの絶対値を大きく設定する。
請求項(抜粋):
各種センサから得られるデータを基にして算出される目標ヨーレートとヨーレートセンサから得られる車両のヨーレートとの偏差から、車両のオーバステア又はアンダステアの判定を行い、オーバステア又はアンダステア状態であると判定すると、オーバステア又はアンダステア状態を解消するために、それぞれ所定の制動力制御及び駆動力制御を行って車両の挙動制御を行う挙動制御装置において、上記偏差を算出すると共に該算出した偏差と車両の状態を判定するための各しきい値とを比較し、車両のオーバステア及びアンダステアを判定する車両状態演算部を備え、該車両状態演算部は、上記各しきい値を、所定時間内にオーバステア又はアンダステアと判定して所定の挙動制御が開始された場合、該挙動制御が開始されていないときよりも、上記挙動制御が開始されるタイミングを早めるように変えることを特徴とする車両の挙動制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 Z
引用特許:
審査官引用 (9件)
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