特許
J-GLOBAL ID:200903017361559768

線状加熱の加熱方案算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-038329
公開番号(公開出願番号):特開2003-211230
出願日: 2002年02月15日
公開日(公表日): 2003年07月29日
要約:
【要約】【課題】 1つの制御パラメータの制御でも実用上十分な精度で目的曲面形状を実現できるようにする。【解決手段】 目的曲面形状を与える曲げ主歪分布を求め(ステップS1)、曲げ主歪の方向に沿って計算格子を分割する(ステップS2)。加熱条件と変形量との関係の実測値を蓄積したデータベースを作成しておく(ステップS3)。各計算格子にて曲げ主歪方向を最大と最小の曲げ主歪方向に分けた(ステップS4)後、最大曲げ主歪方向と直交する加熱線により、上記最大曲げ主歪を満足させる曲げ歪を得るための加熱条件を求め、この際付随して生じる面内歪をデータベースを参照して求める(ステップS5)。目的曲面形状の撓みを作り出す面内歪を、ステップS5にて求めた面内歪分布を勘案して算出し、2つの主歪方向の面内歪を満足させる加熱条件を求めて(ステップS6)、加熱方案を決定する(ステップS7)。
請求項(抜粋):
目的曲面形状を与えるための曲げ主歪分布を求め、該求められた曲げ主歪の方向に沿って計算格子を分割した後、該各計算格子にて、曲げ主歪方向を最大曲げ主歪方向と最小曲げ主歪方向に分け、最大曲げ主歪方向と直交する加熱線を、上記最大曲げ主歪を満足させる曲げ歪が得られるように加熱するための加熱条件を求め、次いで、該加熱条件により上記加熱線を加熱したときに付随して生じる面内歪を、予め加熱条件と変形量との関係の実測値を蓄積してなるデータベースより求め、しかる後、上記目的曲面形状の撓みを作り出すために必要な面内歪を、上記データベースより求められた面内歪分布を勘案した上で算出すると共に、最大曲げ主歪方向の加熱線を加熱する際に上記算出された面内歪分布を満足させるための加熱条件を求めて、最大曲げ主歪と2つの主軸方向の面内歪を満足させる加熱方案を得ることを特徴とする線状加熱の加熱方案算出方法。
引用特許:
審査官引用 (12件)
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