特許
J-GLOBAL ID:200903018384279076

エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-234346
公開番号(公開出願番号):特開平8-074629
出願日: 1994年09月03日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 トラップ量の誤推定時に実際に吸入されるパージ量と燃料減量値とが対応しないことになって空燃比がずれるのを防止し、また、パージが原因でエンストが繰り返されるのを防止する。【構成】 アイドル時のエンジン回転数neを見てエンストを検出し、エンストすると、トラップ量の誤推定の可能性が高いということで、トラップ量推定完了フラグxtraplrnをリセットし、アイドルパージ実行フラグxpgidをクリアし、駆動デューティdpgを0にしてアイドルパージを禁止する。また、誤推定が検出されてもオフアイドルではパージを行い、その間は前回のトラップ量trapを保持し、トラップ量の推定をやり直した後でアイドルパージに復帰する。
請求項(抜粋):
エンジンの燃焼室に供給される混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記空燃比検出手段によって検出された空燃比の目標値に対する偏差に基づいてフィードバック補正値を設定するフィードバック補正値設定手段と、前記フィードバック補正値設定手段によって設定されたフィードバック補正値に基づいて空燃比を制御する空燃比制御手段と、燃料タンクから発生する蒸発燃料を捕集する蒸発燃料捕集手段と、所定運転領域において前記蒸発燃料捕集手段から蒸発燃料をパージし吸気系に供給する蒸発燃料パージ手段と、前記蒸発燃料パージ手段によるパージ実行中に前記フィードバック補正値設定手段により設定されたフィードバック補正値に基づいて前記蒸発燃料捕集手段による蒸発燃料捕集量を推定する蒸発燃料捕集量推定手段と、前記蒸発燃料捕集量推定手段により推定された蒸発燃料捕集量に基づいて実際にエンジンに吸入される蒸発燃料流入量を演算する蒸発燃料流入量演算手段と、前記蒸発燃料流入量演算手段により演算された蒸発燃料流入量に応じた減量値を前記空燃比の目標値を得るための要求燃料供給量から減量する燃料供給量減量手段を備えたエンジンの蒸発燃料処理装置であって、前記蒸発燃料捕集手段による蒸発燃料捕集量の推定が誤推定となる状態を検出する誤推定検出手段と、該誤推定検出手段により蒸発燃料捕集量の推定が誤推定となる状態が検出されたときには前記蒸発燃料パージ手段による蒸発燃料のパージを制限するパージ制限手段を設けたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 310 ,  F02M 25/08 301
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (2件)

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