特許
J-GLOBAL ID:200903024306804733

居住性対応制振ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-413141
公開番号(公開出願番号):特開2004-300912
出願日: 2003年12月11日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】 鉄筋コンクリート造などの建物に組み込まれる居住性対応制振ダンパーおいて、大地震時にも粘弾性ダンパーとしての機能を維持し、強風時における建物の居住性を高める。【解決手段】 上下2本の梁3A、3Bにそれぞれ間柱8A、8Bを垂設し、これらの間柱8A、8Bに粘弾性ダンパー9を水平方向に伸縮自在に連結する。上位の間柱8Aの下側にT形鋼7をボルト接合で吊設し、T形鋼7と粘弾性ダンパー9との間に滑り接合体4を水平方向に滑動自在に介装する。これにより、建物に過大な外力が作用して大振動が生じた場合、粘弾性ダンパー9がその伸縮に先立って相対的な滑りを起こすため、粘弾性ダンパー9に過大な応力が発生しない。滑り接合体4が粘弾性ダンパー9から構造上独立したものとして分離しているため、滑り接合体4の滑動特性を調整すべくボルトを締め付けても粘弾性ダンパー9の粘弾性体に圧縮力が作用しない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
上下2本の梁(3A、3B)にそれぞれ空間調整部材(6A、6B、8A、8B)を垂設し、 これらの空間調整部材間に粘弾性ダンパー(9)を水平方向に伸縮自在に連結した居住性対応制振ダンパー(1)であって、 前記粘弾性ダンパーが水平方向に滑動しうるように、摩擦材(4a)と接合部材(4b)とが積層されてボルト接合された滑り接合体(4)を当該粘弾性ダンパーの少なくとも片側の連結部に分離して設けたことを特徴とする居住性対応制振ダンパー。
IPC (3件):
E04H9/02 ,  E04H9/14 ,  F16F15/04
FI (3件):
E04H9/02 321B ,  E04H9/14 G ,  F16F15/04 D
Fターム (6件):
3J048AA02 ,  3J048AC01 ,  3J048BD08 ,  3J048BE12 ,  3J048DA10 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (20件)
  • 制振力制限付き制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-128806   出願人:清水建設株式会社
  • 制震・制振ダンパー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-054239   出願人:大成建設株式会社
  • 耐震建築物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-306137   出願人:清水建設株式会社
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