特許
J-GLOBAL ID:200903028675004231

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-200956
公開番号(公開出願番号):特開2003-011805
出願日: 2001年07月02日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 アンチスキッド制御作動途中に車両が左右μスプリット路面に侵入した場合であっても、左右μスプリット判断が的確に行われて減圧過多や増圧過多状態の発生を回避し、制御性能を向上できると共に、消費液量の増大をなくすことで余分な容量の液圧ポンプモータの採用を回避してコストを低減できるアンチスキッド制御装置の提供。【解決手段】 左右各輪路面摩擦係数推定手段で推定された左右両摩擦係数推定値FLMYUT、FRMYUTの差が所定の値以上である時は路面μが左右の車輪14、10で相違する左右μスプリット状態にあると判断する左右μスプリット判断手段と、左右μスプリット状態と判断された時はコントロールユニットECUにおける液圧制御内容を左右車輪14、10で異なった内容に補正を加える左右μスプリット時補正制御手段と、を備える。
請求項(抜粋):
制動液圧を発生するマスタシリンダと、車両における各車輪にそれぞれ配設されていて液圧供給により制動力を発生させる制動用シリンダと、該制動用シリンダの液圧を減圧する減圧制御状態と該液圧を保持する保持制御状態と該液圧を増圧する増圧制御状態のいずれかの状態に切り換え駆動制御可能な切換制御手段と、前記各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段で検出された各車輪の車輪速度に基づいて擬似車体速度を算出する擬似車体速度算出手段と、該擬似車体速度算出手段で算出された擬似車体速度から所定のスリップ率を考慮した車輪の制御目標速度を算出する制御目標速度算出手段と、前記各車輪速度検出手段で検出された車輪速度から各車輪の加速度を算出する車輪加速度算出手段と、前記車輪速度検出手段で検出された各車輪の車輪速度が前記制御目標速度算出手段で算出された制御目標速度となった時は前記切換制御手段を減圧制御状態に切り換えて前記制動用シリンダの液圧を減圧する減圧制御を実行し、その後、前記車輪加速度算出手段で算出された各車輪の車輪加速度が零以下になるかまたは一定値以上の車輪加速度となった場合に前記切換制御手段を増圧制御状態に切り換えて前記制動用シリンダの液圧を増圧する増圧制御を実行する制動液圧制御手段と、該制動液圧制御手段による左右各車輪の1サイクルの減圧制御時間とその間における最大車輪加速度との関係から左右各車輪の路面摩擦係数を推定する左右各輪路面摩擦係数推定手段と、該左右各輪路面摩擦係数推定手段で推定された左右両路面摩擦係数推定値の差が所定の値以上である時は路面摩擦係数が左右の車輪で相違するミュウスプリット状態にあると判断する左右ミュウスプリット判断手段と、該左右ミュウスプリット判断手段で左右ミュウスプリット状態と判断された時は前記制動液圧制御手段における制御内容を左右車輪で異なった内容に補正を加える左右ミュウスプリット時補正制御手段と、を備えていることを特徴とするアンチスキッド制御装置。
FI (2件):
B60T 8/58 H ,  B60T 8/58 Z
Fターム (17件):
3D046BB25 ,  3D046BB28 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH22 ,  3D046HH36 ,  3D046HH39 ,  3D046HH46 ,  3D046HH48 ,  3D046JJ05 ,  3D046JJ11 ,  3D046JJ16 ,  3D046KK03 ,  3D046LL02 ,  3D046LL05 ,  3D046LL17 ,  3D046LL37
引用特許:
審査官引用 (12件)
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