特許
J-GLOBAL ID:200903031276979157

有機性排水の生物処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-099967
公開番号(公開出願番号):特開2005-279551
出願日: 2004年03月30日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】微小動物の捕食作用を利用した多段活性汚泥法において、安定した処理水質を維持した上でより一層の処理効率の向上と余剰汚泥発生量の低減を図る。【解決手段】有機性排水を、第一生物処理槽1に導入し、非凝集性細菌により、BODを酸化分解する。第一生物処理槽1の処理水を、第二生物処理槽2に導入し、残存している有機成分の酸化分解、非凝集性細菌の自己分解及び微小動物による捕食による汚泥の減量化を行う。第二生物処理槽2の処理水を沈殿槽3で固液分離し、分離水を処理水として系外へ排出し、分離汚泥の一部は嫌気性消化槽4に送給する。嫌気性消化槽4における嫌気性消化により、第二生物処理槽2で減量されない成分が変性ないし細分化され、嫌気性細菌の菌体や微小動物により捕食可能なものとなる。嫌気性消化槽4の処理物は、第一生物処理槽1及び/又は第二生物処理槽2に返送する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機性排水を第一生物処理工程に導入して非凝集性細菌により生物処理し、該第一生物処理工程からの非凝集性細菌を含む処理水を第二生物処理工程に導入して活性汚泥処理する生物処理方法において、 該第二生物処理工程の汚泥、又は該第二生物処理工程の汚泥を固液分離して得られた汚泥の少なくとも一部を嫌気処理工程に導入して嫌気処理し、該嫌気処理工程の処理物を前記第一生物処理工程及び/又は第二生物処理工程に返送することを特徴とする有機性排水の生物処理方法。
IPC (3件):
C02F3/12 ,  C02F11/04 ,  C02F11/12
FI (4件):
C02F3/12 S ,  C02F3/12 F ,  C02F11/04 Z ,  C02F11/12 Z
Fターム (14件):
4D028BB06 ,  4D028BC18 ,  4D028BC28 ,  4D028BD12 ,  4D028BD16 ,  4D028CB02 ,  4D028CC04 ,  4D028CD01 ,  4D059AA03 ,  4D059BA11 ,  4D059BE00 ,  4D059BK12 ,  4D059CA22 ,  4D059CA28
引用特許:
出願人引用 (24件)
  • 特公昭55-20649号公報
  • 有機性廃水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-330991   出願人:工業技術院長, 環境エンジニアリング株式会社, 中村和憲
  • 特公昭60-23832号公報
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審査官引用 (19件)
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