特許
J-GLOBAL ID:200903053692109092
磁気特性に優れた一方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 亀松 宏
, 西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-035172
公開番号(公開出願番号):特開2005-226111
出願日: 2004年02月12日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】 超高温度と超低温度を避けたスラブ加熱温度で、磁気特性の優れた一方向性電磁鋼鈑を極めて安定して製造する方法を提供する。【解決手段】 Alを含有する一方向性電磁鋼板スラブを1200°C以上1350°C未満の温度でスラブ加熱を行い、熱間圧延し、熱延板焼鈍と1回の冷間圧延、または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を行い、脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布し、脱炭焼鈍後仕上げ焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に窒化処理を施し、仕上げ焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造方法において、熱間圧延後の鋼帯のNのうちAlNとしての析出率を30%以下とし、sAl、N、Ti含有量によって式1で規定される指標AlRによって、最終冷間圧延前焼鈍の最高温度T1(°C)を式2の範囲とする。AlR(ppm)=sAl(ppm)-27/14×N(ppm)+27/47.9×Ti(ppm) ・・・式1-4/3×AlR+3850/3≦T1≦-4/3×AlR+4210/3 ・・・式2【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で、
C:0.035〜0.09%、
Si:2.5〜4.0%、
酸可溶性Al(以下、sAl):0.018〜0.033%、
N:0.003〜0.007%、
S及び/またはSeをSeq=S+0.406Seで0.005〜0.018%、
Mn:0.03〜0.09%、
Tiを0.005%以下、
残部がFe及び不可避的不純物からなる一方向性電磁鋼板のスラブを1200°C以上1350°C未満の温度でスラブ加熱を行い、熱間圧延し、熱延板焼鈍と1回の冷間圧延、または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を行い、脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布し、脱炭焼鈍後仕上げ焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に窒化処理を施し、仕上げ焼鈍を施す一方向性電磁鋼板の製造方法において、熱間圧延後の鋼帯のNのうちAlNとしての析出率を30%以下とし、sAl、N、Ti含有量によって式1で規定される指標AlRによって、最終冷間圧延前焼鈍の最高温度T1(°C)を式2の範囲とすることを特徴とする磁気特性が優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。
AlR(ppm)=sAl(ppm)-27/14×N(ppm)+27/47.9×Ti(ppm) ・・・式1
-4/3×AlR+3850/3≦T1≦-4/3×AlR+4210/3 ・・・式2
IPC (3件):
C21D8/12
, C23C8/26
, H01F1/16
FI (3件):
C21D8/12 A
, C23C8/26
, H01F1/16 B
Fターム (28件):
4K028AA02
, 4K028AB01
, 4K028AC08
, 4K033AA02
, 4K033BA01
, 4K033BA02
, 4K033CA01
, 4K033CA02
, 4K033CA03
, 4K033CA04
, 4K033CA05
, 4K033CA07
, 4K033CA08
, 4K033CA09
, 4K033DA01
, 4K033FA01
, 4K033FA13
, 4K033FA14
, 4K033HA01
, 4K033HA03
, 4K033HA06
, 4K033JA05
, 5E041AA02
, 5E041BD01
, 5E041CA02
, 5E041HB11
, 5E041NN01
, 5E041NN18
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (5件)
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