特許
J-GLOBAL ID:200903062202608869

TiCN基サーメット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-043815
公開番号(公開出願番号):特開2007-231421
出願日: 2007年02月23日
公開日(公表日): 2007年09月13日
要約:
【課題】 耐摩耗性、耐欠損性に優れたTiCN基サーメット製切削工具を提供する。 【解決手段】 TiCNと、Ti以外の周期律表IVa、VaおよびVIa族の金属の中から選択される少なくとも1種の金属の炭化物、窒化物および炭窒化物の少なくとも一種を含む硬質相2を、CoおよびNiの少なくとも1種の結合相3:1〜30重量%にて結合してなるTiCN基サーメット1の任意断面の走査型電子顕微鏡(SEM)写真において、硬質相2が黒色の第1硬質相2aと灰白色の第2硬質相2bとからなり、サーメット1の表面部に第1硬質相2aの平均粒径d1sfが0.055〜4.5μmで、サーメット1表面部に占める第1硬質相2aの面積比率S1sfが12〜56面積%である表面領域sfが存在するとともに、表面領域sfのさらに表面に、第1硬質相2aの面積比率S1ssが80面積%以上の極表面領域ssが5μm以下の深さで存在する。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
TiCNと、Ti以外の周期律表IVa、VaおよびVIa族の金属の中から選択される少なくとも1種の金属の炭化物、窒化物および炭窒化物の少なくとも一種を含む硬質相を、CoおよびNiの少なくとも1種の結合相1〜30重量%にて結合してなるTiCN基サーメットであって、該TiCN基サーメットの任意断面の走査型電子顕微鏡(SEM)写真において、前記硬質相が黒色の第1硬質相と灰白色の第2硬質相とからなり、前記サーメットの表面部に前記第1硬質相の平均粒径d1sfが0.055〜4.5μmで、該サーメット表面部に占める第1硬質相の面積比率S1sfが12〜56面積%である表面領域sfが存在するとともに、該表面領域sfのさらに表面に、前記第1硬質相の面積比率S1ssが80面積%以上の極表面領域ssが5μm以下の深さで存在することを特徴とするTiCN基サーメット。
IPC (2件):
C22C 29/04 ,  B23B 27/14
FI (2件):
C22C29/04 Z ,  B23B27/14 B
Fターム (5件):
3C046FF34 ,  3C046FF39 ,  3C046FF40 ,  3C046FF53 ,  3C046FF57
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 炭窒化チタン基合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-315523   出願人:北海道住電精密株式会社, 住友電気工業株式会社
審査官引用 (25件)
  • TiCN基サーメットおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-022282   出願人:京セラ株式会社
  • サーメット製切削工具およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-096109   出願人:京セラ株式会社
  • 窒素含有焼結硬質合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-324602   出願人:住友電気工業株式会社
全件表示

前のページに戻る