特許
J-GLOBAL ID:200903074735694935

ストレージリモートコピー方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 稲葉 良幸 ,  大賀 眞司 ,  作田 康夫 ,  井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-270672
公開番号(公開出願番号):特開2006-079568
出願日: 2004年09月17日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】 従来技術では、一つのストレージからの書き込みに対してのみ整合性を保証している。また、従来技術では、非同期リモートコピーとローカルレプリケーションを交互に停止するため、停止時間が長くなり、整合性の取れたボリュームが古いものとなってしまう。【解決手段】 副サイトのストレージには、非同期リモートコピーで正サイトから転送されるデータを核のするボリュームに対し、二つのローカルレプリカを用意し、それぞれのローカルレプリカのペアは、書き込みデータに付与されたタイムスタンプの時間に準じた、時刻指定の停止コマンドで、交互に停止し、時間順序の保証されたレプリカデータを常時準備し、正サイトに障害が発生した場合、レプリカを用いて、データを復旧させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1の計算機と接続される、第1のストレージシステムと第2のストレージシステムとを有する第1のサイトと、 第2の計算機及び前記第1のストレージシステムと接続される第3のストレージシステムと前記第2の計算機及び前記第2のストレージシステムと接続される第4のストレージシステムとを有する第2のサイトを有する情報処理システムであって、 前記第3のストレージシステムは、前記第1のストレージシステムから転送されるデータを格納する第1の記憶領域と、前記第3のストレージシステムの第1の記憶領域に格納されるデータのコピーを格納する第2の記憶領域と第3の記憶領域を有し、 前記第4のストレージシステムは、前記第1のストレージシステムから転送されるデータを格納する第1の記憶領域と、前記第4のストレージシステムの第1の記憶領域に格納されるデータのコピーを格納する第2の記憶領域と第3の記憶領域を有し、 前記第1のストレージシステムと前記第2のストレージシステムは、それぞれ、前記第1の計算機から書き込み時刻が吹かされたデータを受信し、 前記第1のストレージシステムは、前記第3のストレージシステムに前記第1の計算機から受信したデータと書き込み時刻のコピーを転送し、 前記第2のストレージシステムは、前記第4のストレージシステムに前記第1の計算機から受信したデータと書き込み時刻のコピーを転送し、 前記第3のストレージシステムは、前記第1のストレージシステムから受信したデータを、前記第3のストレージシステム内の第1の記憶領域に、データに付加された時刻順に書き込み、前記第3のストレージシステム内の第1の記憶領域に書き込まれたデータのコピーを、前記第3のストレージシステム内の第2の記憶領域にデータが付加された時刻順に書き込み、 前記第4のストレージシステムは、前記第2のストレージシステムから受信したデータを、前記第4のストレージシステム内の第1の記憶領域に、データに付加された時刻順に書き込み、前記第4のストレージシステム内の第1の記憶領域に書き込まれたデータのコピーを、前記第4のストレージシステム内の第2の記憶領域にデータが付加された時刻順に書き込み、 前記第3のストレージシステムは、前記第1の計算機から指定された第1の所定の時刻より前の書き込み時刻が付加されたデータの前記第3のストレージシステム内の第2の記憶領域へのコピーが完了したら、前記第3のストレージシステム内の第1の記憶領域に書き込まれたデータのコピーを、前記第3のストレージシステム内の第2の記憶領域に書き込むことを停止し、 その後に、前記第3のストレージシステムは、前記第3のストレージシステム内の第1の記憶領域に書き込まれたデータのコピーの、前記第3のストレージシステム内の第3の記憶領域への書き込み処理を開始し、 前記第4のストレージシステムは、前記第1の計算機から指定された第1の所定の時刻より前の書き込み時刻が付加されたデータの前記第4のストレージシステム内の第2の記憶領域へのコピーが完了したら、前記第4のストレージシステム内の第1の記憶領域に書き込まれたデータのコピーを、前記第4のストレージシステム内の第2の記憶領域に書き込むことを停止し、 その後に、前記第4のストレージシステムは、前記第4のストレージシステム内の第1の記憶領域に書き込まれたデータのコピーの、前記第4のストレージシステム内の第3の記憶領域への書き込み処理を開始することを特徴とする情報処理システム。
IPC (2件):
G06F 3/06 ,  G06F 12/00
FI (2件):
G06F3/06 304F ,  G06F12/00 531D
Fターム (6件):
5B065BA01 ,  5B065CA07 ,  5B065CA11 ,  5B065CE21 ,  5B065EA33 ,  5B082DE04
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (11件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • The Hitachi NanoCopy Advantage -An Industry First for Point-in-Time and Real-Time Copy, 1999

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