特許
J-GLOBAL ID:200903078943940015

ベクトル量子化による符号化復号化方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-208011
公開番号(公開出願番号):特開平8-054900
出願日: 1994年08月09日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 コードブック内及び符号化装置と復号化装置との間の情報量を少なく抑えつつ、誤差の少ない高品質のベクトル量子化を実現する。【構成】 所定区間内の信号パターンとインデックスとの対応表を記憶したコードブックを用いたベクトル量子化による符号化復号化方式において、主コードブック7と誤差コードブック9とが設けられる。主ベクトル量子化部6で主コードブック7を参照してベクトル量子化された被量子化ベクトルと主コードベクトルとの誤差ベクトルが減算器8によって求められる。誤差ベクトルは、更に誤差ベクトル量子化部9で誤差コードブック10を参照してベクトル量子化される。誤差ベクトルが所定値よりも大きいことが誤差量検出部11で検出された場合には、主インデックスIDXの他に誤差インデックスEIDXが送信される。主コードブック書換部13は、主コードベクトルを誤差コードベクトルで修正した新たなベクトルで主コードブック7の内容を更新する。
請求項(抜粋):
所定区間内のいくつかの代表的な信号パターンを示す主コードベクトルとそれらの主コードベクトルをそれぞれ特定する主インデックスとの対応表を記憶してなる主コードブックと、量子化すべき被量子化ベクトルと前記主コードブックから選択された主コードベクトルとの差分を示す誤差ベクトルのいくつかの代表的パターンを示す誤差コードベクトルと,それらの誤差コードベクトルをそれぞれ特定する誤差インデックスとの対応表を記憶してなる誤差コードブックとを、符号化装置及び復号化装置の双方に設けると共に、前記符号化装置では、前記被量子化ベクトルと最もマッチングする前記主コードブック内の主コードベクトルを選択しその主インデックスを出力すると共に、前記被量子化ベクトルと前記選択された主コードベクトルとの差分を誤差ベクトルとして算出し、この誤差ベクトルが所定値よりも大きいときに、前記誤差ベクトルと最もマッチングする前記誤差コードブック内の誤差コードベクトルを選択しその誤差インデックスを出力し、前記復号化装置では、前記符号化装置側で得られた主インデックスに対応する主コードベクトルを前記主コードブックを参照して求めると共に、前記誤差ベクトルが所定値よりも大きいときに、前記符号化装置側で得られた誤差インデックスに対応する誤差コードベクトルを前記誤差コードブックを参照して求め、前記求められた主コードベクトルと誤差コードベクトルとを合成して前記被量子化ベクトルを復号化することを特徴とするベクトル量子化による符号化復号化方式。
IPC (5件):
G10L 9/18 ,  G06T 9/00 ,  G10L 9/14 ,  H03M 7/30 ,  H04N 7/32
FI (2件):
G06F 15/66 330 F ,  H04N 7/137 Z
引用特許:
審査官引用 (12件)
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