特許
J-GLOBAL ID:200903082292838818

カラー二成分系現像剤及び多色画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 剛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-349260
公開番号(公開出願番号):特開平10-186723
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 極端にトナー径を小さくすることなしに、高画質のフルカラー画像を得ることができるカラー二成分現像剤および多色画像形成方法を提供する。【解決手段】 多色画像形成方法は、潜像形成工程、現像工程、転写工程、定着工程を有するものであって、トナー粒子の体積平均粒子径[D50v](μm)と単色最大濃度を発現する時の像支持体上のトナー重量[TMA](mg/cm2)とが下記式の関係を満たすように現像および転写を行う。カラートナーが特定の粒度分布を有する平均粒子径3〜9μmのものであり、粒子径の異なる2種の表面処理無機酸化物微粉末を外添剤として含有し、キャリアが特定の粒度分布を有する樹脂被覆磁性粒子よりなる。ρ×(4/3)πr3 ×(k/r3 )2/3 /10-0.10≦[TMA]≦ρ×(4/3)πr3 ×(k/r3 )2/3 /10+0.25(ρはトナーの比重、πは円周率、rはトナー粒子の体積平均粒子半径、k=0.144)
請求項(抜粋):
カラートナー及びキャリアとからなるカラー二成分系現像剤において、該カラートナーが平均粒子径3〜9μmを有し、かつ、その粒度分布が下記式(1)および(2)を満足するものであり、該カラートナーが外添剤として2種類の無機酸化物微粉末を有しており、平均粒子径の大きい方の外添剤がトナー粒子の総比表面積に対して10%以上トナー粒子表面を被膜し、平均粒子径が小さい方の外添剤がトナー粒子の総比表面積に対して20%以上トナー粒子表面を被膜し、これら2種の外添剤の合計被覆量がトナー粒子の総比表面積に対して50%以上であり、該キャリアは、磁性粒子を樹脂で被覆したものであり、該磁性粒子は平均粒子径が30〜50μmであって、粒子径33μm〜44μmの粒子を50重量%以上、22μm以下の粒子を40重量%以下含有するものであり、かつ、キャリアは、3000エルステッドにおける飽和磁化、残留磁化および保持力がそれぞれ50emu/g以上、5emu/g以下および20エルステッド以下であり、現像剤の磁気ブラシ現像剤層のスリーブ長手方向単位長さ当たりの抵抗が、0.4V/μmの電界強度下で6.2×104 〜6.2×108Ω、2.0V/μmの電界強度下で6.2×104 〜6.2×106 Ωの範囲にあることを特徴とするカラー二成分系現像剤。 D16v/D50v≦1.457-0.036×D50v (1) D50p/D84p≦1.45 (2)(式中、D16vは体積平均粒子径の大粒子側から計算した16%目の体積粒子径(μm)、D50vは体積粒子径の大粒子側から計算した50%目の体積平均粒子径(μm)、D50pは個数粒子径の大粒子側から計算した50%目の個数平均粒子径(μm)、D84pは個数粒子径の大粒子側から計算した84%目の個数粒子径(μm)を表す。)
IPC (5件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/09 ,  G03G 9/08 ,  G03G 9/113 ,  G03G 15/09
FI (5件):
G03G 9/08 381 ,  G03G 15/09 Z ,  G03G 9/08 361 ,  G03G 9/08 374 ,  G03G 9/10 351
引用特許:
審査官引用 (30件)
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