特許
J-GLOBAL ID:200903092131542744

データマイグレーション方法又はデータマイグレーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 後藤 政喜 ,  松田 嘉夫 ,  藤井 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-202182
公開番号(公開出願番号):特開2007-018455
出願日: 2005年07月11日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
【課題】計算機は記憶装置にデータを保存するが、そのデータの利用期間(保存期間)が記憶装置の装置寿命より長い場合には、古い記憶装置から新しい記憶装置にデータを移行する必要がある。データの移行にあたって、計算機から記憶装置が利用できない時間はできるだけ短い時間であることが望ましく、さらには、一切の停止なくできることが望まれる。【解決手段】第1の記憶装置において第2の記憶装置の第2の記憶領域を第1の記憶装置の仮想記憶領域として認識し、第1の記憶領域と仮想記憶領域のデータコピー関係を確立し、データコピー関係に従って計算機から第2の記憶領域を認識し、データコピー関係に従って第1の記憶領域から仮想記憶領域にデータをコピーし、データコピーの完了後、データコピー関係に従って第1の記憶領域から第2の記憶領域に接続パスを切り替えることを特徴とする計算機システム。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
計算機と、FCスイッチを介して前記計算機と接続された複数のストレージシステムと、前記計算機及び前記複数のストレージシステムを管理する管理計算機と、を備える計算機システムにおいて、 前記複数のストレージシステムのうち第1ストレージシステムは、 第1FCインタフェースと、第2FCインタフェースと、第1CPUと、第1メモリと、第1管理インタフェースと、第1キャッシュと、第1データ転送モジュールと、を備え、 前記第1メモリに格納されたプログラムを前記第1CPUが実行することによって実現される第1記憶領域処理部と、第1仮想記憶領域処理部と、第1データコピー制御部と、第1キャッシュ制御部と、を備え、 前記計算機によって書き込まれたデータを格納する第1記憶領域を備え、 前記複数のストレージシステムのうち第2ストレージシステムは、 第3FCインタフェースと、第4FCインタフェースと、第2CPUと、第2メモリと、第2管理インタフェースと、第2キャッシュと、第2データ転送モジュールと、を備え、 前記第2メモリに格納されたプログラムを前記第2CPUが実行することによって実現される第2記憶領域処理部と、第2仮想記憶領域処理部と、第2データコピー制御部と、第2キャッシュ制御部と、記憶領域切替部と、を備え、 前記第1記憶領域のデータが移行する第2記憶領域を備え、 前記計算機は、 第5FCインタフェースと、第3管理インタフェースと、第3CPUと、第3メモリと、を備え、 前記第3メモリに格納されたプログラムを前記第3CPUが実行することによって実現されるアプリケーション部と、経路切替部と、を備え、 前記管理計算機は、 第4管理インタフェースと、第4CPUと、第4メモリと、を備え、 前記第4メモリに格納されたプログラムを前記第4CPUが実行することによって実現されるストレージシステム検出部と、データ移行部と、を備え、 前記データ移行部は、前記第1仮想記憶領域処理部に、前記第2記憶領域に対応する第1仮想記憶領域を前記第1ストレージシステムに作成することを指示し、 前記第1仮想記憶領域処理部は、前記第1仮想記憶領域に対して発行されたデータの書き込み要求を、前記第2記憶領域に対する書き込み要求に変換して発行し、 前記データ移行部は、前記第1データコピー制御部に、前記第1記憶領域に格納された前記データを前記第1仮想記憶領域に複写することを指示し、 前記第1データコピー制御部は、前記第1記憶領域に格納された前記データを前記第1仮想記憶領域に複写するための書き込み要求を発行し、 前記データ移行部は、前記第2仮想記憶領域処理部に、前記第1記憶領域に対応する第2仮想記憶領域を前記第2ストレージシステムに作成することを指示し、 前記第2仮想記憶領域処理部は、前記第2仮想記憶領域に対して発行されたデータの書き込み要求を、前記第1記憶領域に対する書き込み要求に変換して発行し、 前記データ移行部は、前記経路切替部に、前記計算機がデータの書き込み要求を発行する対象を前記第1記憶領域から前記第2仮想記憶領域に切り替えることを指示し、 前記データ移行部は、前記記憶領域切替部に、前記複写が終了した後、前記第2記憶領域の識別子を、前記第2仮想記憶領域の識別子に変更することを指示し、 前記データ移行部は、前記記憶領域切替部に、前記第2記憶領域の識別子を前記第2仮想記憶領域の識別子に変更し、かつ、前記経路切替部が前記データを書き込む対象を前記第1記憶領域から前記第2仮想記憶領域に切り替えた後、前記第2仮想記憶領域の識別子を変更することを指示し、 前記データ移行部は、前記複写を指示する前に、前記第1キャッシュ制御部に、前記第1キャッシュに格納されている前記第1記憶領域に書き込まれるべきデータを前記第1記憶領域に書き込むことを指示し、前記第1キャッシュ制御部に、前記複写が開始された後、前記第1記憶領域に書き込まれるべきデータを前記第1キャッシュに書き込まないことを指示すること特徴とする計算機システム。
IPC (1件):
G06F 3/06
FI (1件):
G06F3/06 304F
Fターム (6件):
5B065BA01 ,  5B065CA15 ,  5B065CC08 ,  5B065CE11 ,  5B065EA13 ,  5B065EA33
引用特許:
出願人引用 (17件)
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審査官引用 (13件)
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