特許
J-GLOBAL ID:200903092342601623
車両用ブレーキ制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-101308
公開番号(公開出願番号):特開2007-276500
出願日: 2006年04月03日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】基本液圧制動力に補填制動力を加えて全制動力(=基本液圧制動力+補填制動力)を発生させる車両に適用される車両用ブレーキ制御装置において、車両停止中において、ホイールシリンダ液圧の不必要な増大を防止できるものを提供すること。【解決手段】この装置では、車両走行中では、マスタシリンダが出力するマスタシリンダ液圧Pmに、リニア電磁弁により発生するリニア弁差圧ΔPdを加えた液圧であるホイールシリンダ液圧Pw(=Pm+ΔPd)が、ブレーキペダル踏力に応じた目標ホイールシリンダ液圧Pwtと一致するように、リニア弁差圧ΔPdが制御される。一方、車両停止中では、ホイールシリンダ液圧Pwが、車両を停止状態に維持するために必要なホイールシリンダ液圧の下限値Pwstopを超えないように、リニア弁差圧ΔPdが制御・制限される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
運転者によるブレーキ操作部材(BP)の操作に応じた基本液圧(Pm)を発生する基本液圧発生手段(MC)と、
前記基本液圧(Pm)よりも高い液圧を発生させるための加圧用液圧を発生可能な液圧ポンプ(HP1,HP2)と、
前記液圧ポンプ(HP1,HP2)の駆動により発生する前記加圧用液圧を利用して前記基本液圧(Pm)に対する加圧量(ΔPd)を調整可能な調圧弁(PC1,PC2)と、
を備え、
前記基本液圧(Pm)に前記加圧量(ΔPd)を加えた液圧であるホイールシリンダ液圧(Pw)をホイールシリンダ(W)に付与することで液圧制動力を少なくとも発生する車両用ブレーキ装置に適用される車両用ブレーキ制御装置であって、
前記基本液圧(Pm)に基づく液圧制動力である基本液圧制動力(Pmに相当)に、少なくとも前記加圧量(ΔPd)に基づく液圧制動力である加圧液圧制動力(ΔPdに相当)からなる補填制動力(ΔPdに相当)、を加えた全制動力((Pm+ΔPd)に相当)の、前記ブレーキ操作部材(BP)の操作に対する特性が、予め設定された目標特性(Pwtに相当)に一致するように(ΔPd=Pwt-Pm)、前記補填制動力(ΔPdに相当)を同ブレーキ操作部材(BP)の操作に応じて調整する補填制動力調整手段(51、図6、図10、図12のルーチン)を備え、
前記補填制動力調整手段(51、図6、図10、図12のルーチン)は、
車両が停止しているか否かを判定する判定手段(51、635)と、
前記車両が停止していると判定されている場合、前記加圧量(ΔPd)を制限する制限手段(51、660、665、1030、1035、1205、1210等)と、
を備えた車両用ブレーキ制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
3D046BB02
, 3D046CC02
, 3D046EE01
, 3D046HH02
, 3D046HH26
, 3D046HH36
, 3D046JJ01
, 3D046JJ21
, 3D046LL23
, 3D046LL37
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (8件)
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