特許
J-GLOBAL ID:200903094569046050

成形回路部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 下坂 スミ子 ,  池山 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-151217
公開番号(公開出願番号):特開2009-302081
出願日: 2008年06月10日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】触媒に含まれる貴重な貴金属の省資源化ができると共に、基体を粗面化しないでも密着性に優れる精密な3次元的な導電性回路を形成する。 【解決手段】第1の基体1の表面にOH基1aを生成した後にチオール反応性アルコキシシラン化合物からなる機能性分子接着剤2を塗布して加熱乾燥する。アルコール洗浄によって未反応の機能性分子接着剤2を除去後に、ポリグリコール酸からなる被覆材3を部分的に被覆して第2の基体4を形成する。第2の基体4の表面に触媒5を付与後に、被覆材3の表面に残存する触媒を水洗除去する。被覆材3で被覆されていない部分に、浴組成が酸性または中性のいずれかの無電解めっきAを行なった後で被覆材をアルカリ水溶液で除去する。機能性分子接着剤2が第1の基体1の表面のOH基と化学結合してチオール基を生成し、このチオール基が触媒5を介して無電解めっきAと強固に化学結合する。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
絶縁体からなる第1の基体を成形する第1工程と、 上記第1の基体の表面に、OH基を生成する第2工程と、 上記OH基を生成した第1の基体の表面に、下記一般式(化1)で表わされるチオール反応性アルコキシシラン化合物の一種または2種以上である機能性分子接着剤を付与する第3工程と、 上記機能性分子接着剤を付与した第1の基体を加熱または減圧のいずれかによって乾燥する第4工程と、 上記乾燥させた第1の基体を、アルコール洗浄する第5工程と、 上記アルコール洗浄した第1の基体の表面に、ポリグリコール酸、若しくはポリ乳酸の単体、またはポリ乳酸と脂肪族ポリエステルとの混合体、若しくは共重合体からなる被覆材を、部分的に被覆して第2の基体を形成する第6工程と、 上記第2の基体の表面に触媒を付与する第7工程と、 上記被覆材の表面に残存する上記触媒を水洗除去する第8工程と、 上記第2の基体の表面であって上記被覆材で被覆されていない部分に、浴組成が酸性または中性のいずれかの無電解めっきAをする第9工程と、 上記被覆材を除去する第10工程とを備える ことを特徴とする成形回路部品の製造方法。
IPC (5件):
H05K 3/18 ,  C23C 18/30 ,  C25D 5/56 ,  C25D 7/00 ,  B32B 7/02
FI (6件):
H05K3/18 A ,  C23C18/30 ,  C25D5/56 A ,  C25D7/00 J ,  B32B7/02 104 ,  H05K3/18 E
Fターム (54件):
4F100AA17 ,  4F100AA28 ,  4F100AB16 ,  4F100AB17 ,  4F100AH03B ,  4F100AH04B ,  4F100AH06B ,  4F100AR00C ,  4F100AT00A ,  4F100BA04 ,  4F100BA05 ,  4F100BA07 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10D ,  4F100BA10E ,  4F100CB00B ,  4F100EH71D ,  4F100EH71E ,  4F100EJ55 ,  4F100GB43 ,  4F100JG04A ,  4F100JK06 ,  4F100JK15 ,  4F100JL08C ,  4F100JL16 ,  4K022AA13 ,  4K022AA42 ,  4K022BA08 ,  4K022BA14 ,  4K022BA35 ,  4K022CA05 ,  4K022CA06 ,  4K022CA22 ,  4K022DA01 ,  4K022DB01 ,  4K022DB16 ,  4K024AA09 ,  4K024AB17 ,  4K024BA12 ,  4K024BB11 ,  4K024GA01 ,  5E343AA12 ,  5E343AA38 ,  5E343BB24 ,  5E343CC24 ,  5E343CC73 ,  5E343DD33 ,  5E343EE02 ,  5E343EE14 ,  5E343EE37 ,  5E343ER04 ,  5E343FF27 ,  5E343GG06 ,  5E343GG11
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (7件)
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