特許
J-GLOBAL ID:200903096645965526

車両の駆動装置およびクラッチ特性の学習方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井出 直孝 ,  下平 俊直
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-118012
公開番号(公開出願番号):特開2008-275036
出願日: 2007年04月27日
公開日(公表日): 2008年11月13日
要約:
【課題】本発明は、クラッチ・ストロークに対するクラッチの伝達トルク特性、とくにその製造バラツキ、およびその経時変化を学習し修正することができる装置および方法を提供することを目的とする。さらに本発明はクラッチのトルク伝達特性が経時的に変化しても、安定な自動クラッチ制御を継続的に実行することができる装置およびクラッチ特性の学習方法を提供することを目的とする。【解決手段】車両の発進時に自動クラッチが滑りはじめる状態であって、クラッチ・ストロークの小さい領域で、エンジンに供給する燃料流量を一時的にエンジン回転速度の変化がほぼ一定に維持されるように制御して、自動クラッチの経時的な変動を観測記録する。そしてこの記録の結果が(例、数百回程度)累積されたときに、自動クラッチの制御定数を自動的に変更して、クラッチの経時的な変化に装置が追従することができるようにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンの出力軸に自動クラッチおよび変速ギヤを介して負荷が連結された車両の駆動装置において、 前記変速ギヤの発進ギヤが設定され、前記自動クラッチが滑る状態でエンジンの出力駆動トルクが伝達されている半クラッチ領域にある期間に、その自動クラッチの負荷が変化しても前記エンジンの回転速度の変化をほぼ一定に維持されるように前記エンジンに供給する燃料流量を自動調節制御する手段を設け、 その自動調節制御する手段により制御された燃料流量からクラッチ・ストロークに対するトルク伝達特性を学習する手段と、 その学習する手段により学習されたトルク伝達特性にしたがってクラッチ制御マップを自動的に更新する手段と を備えたことを特徴とする車両の駆動装置。
IPC (1件):
F16D 48/02
FI (2件):
F16D25/14 640J ,  F16D25/14 640K
Fターム (14件):
3J057AA03 ,  3J057AA04 ,  3J057BB03 ,  3J057GA21 ,  3J057GA49 ,  3J057GA68 ,  3J057GA73 ,  3J057GB02 ,  3J057GB10 ,  3J057GB12 ,  3J057GB19 ,  3J057GE07 ,  3J057HH02 ,  3J057JJ01
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • クラッチ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-081437   出願人:三菱自動車工業株式会社
  • クラッチ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-304105   出願人:アイシン精機株式会社, アイシン・エーアイ株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • クラッチ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-390345   出願人:日野自動車株式会社
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審査官引用 (5件)
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