文献
J-GLOBAL ID:201002268617429816   整理番号:10A0088739

シーベリー(Hippophae rhamnoides L.)果実の発育中の糖と有機酸,アスコルビン酸含量の変化

Changes in Sugar, Titratable Acidity, and Ascorbic Acid Content during Fruit Development in Sea Buckthorn (Hippophae rhamnoides L.)
著者 (5件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 288-293 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 1882-3351  CODEN: EGKZA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
シーベリー(Hippophae rhamnoides L.)の亜種である mongolica と rhamnoides に属するそれぞれ’Russian Orange’と’Hergo’の 2 品種を用い,果実の発育を通した糖含量と滴定酸度の変化を比較,検討した。’Russian Orange’では,果実のグルコース含量は 7 月中旬から 8 月上旬にかけて増加したが,フルクトース,スクロース,エチルグルコース含量は増加しなかった.’Hergo’では,果実の発育を通して各糖含量は増加しなかった。果実の滴定酸度は,両品種において,発育初期には低く,7 月中旬から 8 月上旬にかけて顕著に増加し,収穫期には低下した。成熟果の糖酸比は,’Russian Orange’で 1.14,’Hergo’で 0.34 であったことから,’Russian Orange’の方が食味に優れていた。14CO2 を用いたトレーサー実験の結果,14C-スクロースが葉および茎の主要な糖として検出されたことから,シーベリーではスクロースが主要な光合成産物として転流することが示唆された。果実のアスコルビン酸含量は,’Russian Orange’では果実の発育とともに減少したが,’Hergo’ではほぼ一定していた。シーベリー果実は高い L-ガラクトース脱水素酵素活性を示し,トレーサー実験において L-14C-ガラクトースおよび D-14C-マンノースから 14C-アスコルビン酸を生成した。したがって,シーベリー果実では,マンノース/L-ガラクトース経路がアスコルビン酸の合成に寄与していることが示唆された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  植物の生化学 

前のページに戻る