特許
J-GLOBAL ID:201003028918562034

車両の操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-188150
公開番号(公開出願番号):特開2010-023697
出願日: 2008年07月22日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】 前輪および後輪が転舵可能な車両において発生する操舵ハンドルの中立操作位置のずれを補正する車両の操舵装置を提供すること。【解決手段】 電子制御ユニット26は、車速Vが所定の車速Vo以上のときに、操舵トルクTが所定の操舵トルクTo以下であり、かつ、操舵角θの変化量Δθが所定の操舵角θo以下となる状態で所定の時間to以上継続すれば、車両が直進走行していると判定する。また、車両が直進走行している状態で操舵ハンドル11の操舵角θが中立操作位置を表す「0」でなければ、操舵角θと前輪側転舵機構13におけるギア比とを用いて左右前輪FW1,FW2の転舵量と一致する左右後輪RW1,RW2の転舵量(転舵角)Sを算出する。そして、転舵量Sに対応する後輪RW1,RW2の制御中立転舵位置が絶対中立転舵位置となるまで電動モータ14を駆動制御して後輪RW1,RW2を転舵する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
運転者によって操作される操舵ハンドルと、この操舵ハンドルの操作に対応して前輪を転舵させる前輪側転舵機構と、前記前輪の転舵に関連して後輪を転舵させる後輪側転舵機構とを備えた車両の操舵装置において、 車両の車速を検出する車速検出手段と、 前記操舵ハンドルに対する操作力を検出する操作力検出手段と、 前記操舵ハンドルの変位量を検出する変位量検出手段と、 前記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された所定の車速以上のときに、前記操作力検出手段によって検出された操作力が予め設定された所定の操舵力以下であり、かつ、前記変位量検出手段によって検出された変位量の変化量が予め設定された所定の変化量以下となる状態で予め設定された所定の時間以上継続すると、車両が直進走行していると判定する直進走行判定手段と、 前記直進走行判定手段によって車両が直進走行していると判定されたときに、前記変位量検出手段によって検出された前記操舵ハンドルの変位量に対応する前記操舵ハンドルの操作位置が車両の進行方向と車体の前後軸方向とを一致させて車両を直進走行させるための前記操舵ハンドルの中立操作位置と異なるか否かを判定する操作位置判定手段と、 前記操作位置判定手段によって前記操舵ハンドルの操作位置が前記中立操作位置と異なると判定されたとき、前記操舵ハンドルの操作位置を前記中立操作位置に補正する操作位置補正手段とを備えたことを特徴とする車両の操舵装置。
IPC (1件):
B62D 6/00
FI (1件):
B62D6/00
Fターム (16件):
3D232CC02 ,  3D232CC38 ,  3D232DA03 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA64 ,  3D232DB01 ,  3D232DC09 ,  3D232DC33 ,  3D232DC34 ,  3D232DD02 ,  3D232DE02 ,  3D232EA06 ,  3D232EB08 ,  3D232EC30 ,  3D232GG01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (9件)
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