特許
J-GLOBAL ID:201303087351198210

拡管性に優れた油井用鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 英一 ,  落合 憲一郎 ,  鈴木 葉子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-024008
公開番号(公開出願番号):特開2013-174350
出願日: 2013年02月12日
公開日(公表日): 2013年09月05日
要約:
【課題】拡管性に優れた油井用鋼管を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.35%以下、Si:1.5%以下、Mn:0.10〜3.50%を含み、P、S、Alを適正量含有し、あるいはさらにCr、Cuの群、Niの群、Mo、V、Nb、Ti、Zr、B、Wの群、Caの群のうちの1群または2群以上を含有する組成を有する造管まま鋼管を素管とし、素管まま、あるいは素管に熱処理として、焼入れ処理および焼戻処理、または焼準処理および焼戻処理、または焼戻処理を施し、降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25-u-El)(ここで、n:n値、u-El:均一伸び(%))を満足する鋼管として、鋼管の両端面側を3%以上の拡管率で拡管加工し、該拡管加工された部位にねじを形成する。これにより、とくにねじ継手部での漏れが防止でき油井内に挿入された状態での拡管性が向上する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.35%以下、 Si:1.5%以下、 Mn:0.10〜3.50%、 P:0.07%以下、 S:0.01%以下、 Al:0.05%以下 を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する造管まま鋼管を素管とし、該素管まま、あるいは該素管に熱処理として、焼入れ処理および焼戻処理、または焼準処理および焼戻処理、あるいは焼戻処理を施して、降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが下記(2)式を満足する鋼管としたのち、該素管の端面側に、下記(1)式で定義される拡管率で3%以上、拡管加工を施し、ついで該拡管加工を施された部位にねじ加工を施すことを特徴とする拡管性に優れた油井用鋼管の製造方法。 記 拡管率=[{(プラグ外径)-(素管内径)}/(素管内径)]×100(%)....(1) ここで、プラグ外径:拡管用工具(プラグ)の外径(mm) 素管内径:鋼管端面側の加工前内径(mm) n>0.007×(25-u-El) ......(2) ここで、n:n値、u-El:均一伸び(%)
IPC (6件):
F16L 9/02 ,  C21D 9/08 ,  B21D 41/02 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58
FI (6件):
F16L9/02 ,  C21D9/08 E ,  B21D41/02 A ,  C22C38/00 301Z ,  C22C38/06 ,  C22C38/58
Fターム (20件):
3H111AA01 ,  3H111BA02 ,  3H111BA34 ,  3H111DA26 ,  3H111DB27 ,  4K042AA06 ,  4K042BA05 ,  4K042CA02 ,  4K042CA03 ,  4K042CA05 ,  4K042CA06 ,  4K042CA08 ,  4K042CA09 ,  4K042CA10 ,  4K042CA12 ,  4K042CA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA04 ,  4K042DC02
引用特許:
出願人引用 (17件)
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